1.日時 平成27年12月21日(月)13:00~14:30
2.出席者
<委員>
家田仁部会長、石田東生委員、田村亨委員、羽藤英二委員、原田昇委員
3.議題
(1)道路の防災機能評価手法(暫定案)の改定について[審議事項]
(2)今後の事業評価の検討の方向性について[審議事項]
4.議事概要
○道路の防災機能評価手法(暫定案)の改定について、事務局より説明後、
審議を行った結果、新しい評価手法を運用していくことについてご了解
いただいた。各委員からの主なご意見は、下記の通り。
・累積脆弱度の分布等、説明における客観性が上がっている。
・複数のハザード設定については、各地域のシナリオ分析を行う中で、総合的に
見ていくという方向がよい。
・国交省の道路事業の評価だけに使うのではなく、課題箇所の洗い出し等の
マネジメントにも役立ててほしい。
・脆弱度に基づくランク評価について、事業との感度も含め、実感に合うよう、
引き続き閾値の研究が必要。
○今後の事業評価の検討の方向性について、事務局より説明後、議論を行った。
各委員からの主なご意見は、下記の通り。
・事前評価、再評価、事後評価のそれぞれでやれること、やるべきことを明確に
差別化していくべき。
・評価をする以上、フィードフォワードが効くような評価を行っていくべき。
・プロジェクトによってもたらされる経済構造そのものの変化は、事前には予測
できず、事後評価の中で把握していくべき。
・防災や医療など3便益以外の効果をどのように評価することが適切なのかを
議論することが重要。相対感や相場感の中で総合的に判断していくのが健全
ではないか。