副大臣・大臣政務官会見

津川大臣政務官会見要旨

2012年8月27日(月) 16:33 ~ 16:39
国土交通省会見室
津川祥吾 大臣政務官 

質疑応答

 本日政務三役会議を開催いたしましたので概要につきまして御報告させていただきます。
本日は報告事項2件、審議事項2件ございました。
 まず、「報告事項」でございますが、1点目は、土地・建設産業局より、今月29日から新しく住宅の不動産価格指数の試験運用を開始することについて報告がありました。
2点目は、北村国土交通審議官が、先週ミャンマーで開催されました日ミャンマー交通運輸技術連携セミナーに出張していただきましたので、その結果について報告を頂いたところであります。
この点については資料を配付させて頂いております。
 「審議事項」でありますが、1点目は総合政策局より、「社会資本整備重点計画」について説明があり、これまでも政務三役としても議論してきたところでありますが、本日「審議事項」ということで内容について了承しました。
今後、閣議決定の手続きを進める予定としております。
2点目ですが、国土交通省業務改善推進本部の設置を決定しました。
今後、同本部におきまして、業務の進め方の見直しについて検討を頂き、10月までに、他省庁における検討結果とともに、行政改革実行本部に報告されることとなっています。


(問)本日の政務三役会議とは内容が違いますが、尖閣諸島への上陸の関係で海上保安庁が映像を公開する方向で話が進んでいるところですが、いつぐらいの公開になりそうでしょうか。
(答)映像の公開につきましては、時期についてはもう間もなく海上保安庁から公開時期の予告についての報告が行われると聞いておりますので、詳細については海上保安庁へご確認いただければと思います。

(問)間もなくというと、今日明日にもという印象を受けるのですが、そのようなことでよろしいでしょうか。
(答)いつ頃公表するかということについて、間もなくお知らせをさせていただくと聞いております。

(問)群馬県の八ツ場ダムの関係ですが、官房長官裁定を履行するために、整備計画の策定を進めておられると伺っているのですが、その後あまり動きが伝わってこない状況であるのですが、現状はどのような状況になっているのでしょうか。
(答)まさに、官房長官裁定を受けまして、あの裁定の中には法律・法案をひとつ提出するというものがありましたので、生活再建についての法案を提出させていただきました。
今、もうひとつの整備計画についてしっかりと作り直して、その中で流量についてしっかりと確認をするようにということであります。
与党からも人選についていろいろ御意見をいただいているところでありますので、人選の決定をし、順次その内容についてのチェックを進めていただきたいと考えております。

(問)生活再建の法案ですが、まだ審議中で成立するかどうか不透明な状況ですが、仮に今回成立が難しくなった場合、どのように対応されるのでしょうか。
(答)まだ国会は会期中ですので、我々としては審議をお願いしているという立場でございます。

(問)海保のビデオの件ですが、似たような例として、前回漁船がぶつかってきたという流出があった事例があったと思いますが、あの時はビデオの公開に関してはかなり渋って、9か月経ってからようやく出してきたという状況と比べると、今回はある種同じような相手からの接触があったという中において、海保としても海保側の対応に瑕疵はないということを言っている点では共通しているのですが、今回はスムーズにビデオを出そうということで、今作業が進んでいると思うのですが、この対応の差についてはどのような違いがあるのでしょうか。
(答)個別それぞれの事案ごとに判断するところかと思っておりますが、基本的には海上保安庁の活動について、国民の皆様方に広く理解をしていただくということが大事だと思っておりますので、捜査上問題とならないような部分については、なるべく公開をした方が良いと考えているところです。
2件の案件は内容が全然違いますので、そこは少し違う判断があって然るべきかと思います。

(問)自賠責保険のことについて伺いたいのですが、先月、国交省管轄の自賠責のあり方懇談会において、来年自賠責の保険の再値上げを決定しているところですが、国民負担の増加を考えると、あるいは一般会計への繰入金6,029億円が使われないままとなっているというような状況で、本件をどのようにお考えか所見をお願いいたします。
(答)自賠責については、それぞれの事故の発生状況等々を鑑みて、客観的な考え方で御負担についてもお願いしてるものでありますから、ぜひ御理解を頂きたいと思います。
それから一般会計への繰入の話につきましては、当然御指摘をいただいたところでありまして、考え方としては、お返しいただかなければならないものだと思っておりますが、そこは交渉を引き続きさせていだたきたいと思います。

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