平成22年7月23日
国土交通省では、離島地域の活性化を図ることを目的とし、標記事業の提案を募集(募集期間:4/5~5/14)したところ、全国の離島地域から39件の応募があり、審査の結果5件選定いたしましたので、お知らせいたします。
1.「離島の活力再生支援事業」の概要
離島地域自らの創意工夫を前提に、先導的な取組の実施を通じ、離島の国家的役割等の維持、新たな島づくりの担い手育成及び離島社会の維持・再生を図る取組を支援する仕組みを設けることにより、離島地域の活性化を図ることを目的としています。本調査で採択及び実施される取組が成果を上げ、他の離島地域の参考となることにより、離島地域全体の活性化につながることを期待しています。
2.選定方法
選定にあたっては、有識者による第三者委員会(離島の活力再生支援事業委員会)において、取組について公益性、先導性、総合性・持続可能性などの観点から審査・選定しました。
※離島の活力再生支援事業委員会委員(敬称略)
委員長 阿比留勝利 城西国際大学観光学部 教授
山下 東子 明海大学経済学部 教授
玉田 樹 株式会社ふるさと回帰総合政策研究所 所長
渡邊 東 財団法人日本離島センター 専務理事
3.選定された応募団体名(対象離島名)、案件名
・特定非営利活動法人パートナーシップオフィス(山形県飛島)
「山形飛島『“しまの家”による活力再生事業』」
・特定非営利活動法人いえしま(兵庫県家島)
「新たな特産品供給システムを通じた漁村・都市交流の島づくり事業」
・株式会社しまの会社(愛媛県弓削島)
「“しまLABO” ~しま学連携プラットフォームの形成」
・一般社団法人へきんこの会(鹿児島県口永良部島)
「島なび学生隊 ~150人の島から創造する日本と若者の未来~」
・新大島紬プロジェクト実現委員会、奄美群島広域事務組合(鹿児島県奄美群島)
「地域自らが考え実現する地場産業の再生 ~新大島紬プロジェクト~」
平成22年度「離島の活力再生支援事業」の選定結果(概要)(PDF形式:84KB)