令和2年6月15日
国土交通省官庁営繕部では、木造官庁施設の品質確保等に資することを目的に、昨年度から木造建築物の施工管理・工事監理に関する調査を実施し、今年度には、留意事項集として取りまとめを予定しております。
○ 中大規模木造・混構造の増加等に伴い木造の施工技術が大きく変化しておりますが、施工に関する情報は、専門工事業者のみに限られたものとして扱われる傾向が強く、体系化された技術資料は少ないことから、木造官庁施設の品質確保をする上での課題となっています。
そこで、木造官庁施設の品質確保等に資することを目的に、木造建築物の施工管理・工事監理に関する調査を実施し、それらの情報を留意事項集として取りまとめることとしました。
○ 令和元年度は、生産、流通、施工関係者等の協力を得て、ヒアリング、事例の調査等を行い、施工管理・工事監理に関する留意事項等を幅広く収集・整理しました。
○ 令和2年度は、令和元年度に収集した留意事項について、課題等の深掘りすべき点を抽出し、抽出した課題等について追加調査を行います。その後、調査結果を踏まえて全ての留意事項を再整理し、施工前の準備を含めて工事進捗に沿ってわかりやすく記述した留意事項集を作成し、公表を予定しています。
○ これらの調査・検討は、有識者による検討会(座長:東洋大学理工学部建築学科 浦江真人 教授)のご意見を伺いながら、進めております。
○ 令和元年度及び令和2年度の取組の概要については、別紙を参照ください。
(別紙)
取組の概要
報道発表資料(PDF形式)
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