アンモニア燃料タンクの標準化
~次世代船舶の世界トップシェア獲得に向け、国内サプライチェーンを強化~
令和7年3月28日
国土交通省は、新燃料船の国内サプライチェーン強化のため、船種を越えて搭載が見込まれる蓄圧式燃料タンクについて、標準化を行いました。 |
2024年7月、国土交通省が設置した産官学の海事関係者からなる「船舶産業の変革実現のための検討会」は、「2030年において、我が国海事産業が次世代船舶
※の受注量におけるトップシェアを確保」することを目標としてとりまとめました。当該目標達成のため、国内サプライチェーンの強化やコスト面での競争力強化の観点による新燃料船の主要機器の標準化等が必要な取組みとして打ち出されたことや、ガス燃料船における燃料タンク等の製造過程における低・脱炭素化に向けた取組みを強化していく必要があることから、特に主要機器の中でも船種を越えて搭載が見込まれる蓄圧式燃料タンク(Type-C)について、まず標準化を行うこととされていました。
このため、国土交通省は、環境省とも連携し、必要な調査の実施、造船・舶用・海運業界等が参加する議論の場の確保のため、標準化TF(タスクフォース)を設置し、TFでの議論を踏まえ、蓄圧式アンモニア燃料タンク標準について策定しました(策定された標準については別添資料参照)。
今後、国土交通省は当該標準の普及を目指し、支援策等について検討を行う予定です。
※アンモニア・水素・メタノール燃料船、液化CO2運搬船、液化水素運搬船、自動運航船
お問い合わせ先
- 国土交通省海事局船舶産業課 升井、藤田
-
TEL:03-5253-8111
(内線43-644、43-626) 直通 03-5253-8634
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