自衛隊整備士の円滑な民間資格取得が可能になります!
~「自衛官の生涯設計の確立」と「民間分野の人材不足」の双方に寄与~
今般、国土交通省と防衛省が連携し、自衛隊での航空機整備経験者が退職した場合に、民間の航空機整備資格を円滑に取得できるスキームを、令和7年内を目安に開始することとなりましたのでお知らせします。 |
1.背景
【航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会 中間とりまとめ(R6.6)】
・民間航空分野においては、航空専門学校への入学数が半減(H31:560名→R6:280名)するなど、整備士不足への対応が喫緊の課題
・自衛隊の航空機整備経験を有する退職者が他業界に就職する状況が散見
・防衛省と調整の上、自衛隊整備士の活用に向けた具体策(民間資格の円滑化など)の検討が必要
【自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議 同基本方針(R6.12)】
・関係省庁と防衛省が連携して、退職する自衛官が自衛隊の勤務を通じて培った技能を活かし、民間企業でも通用する海技士や
航空整備士といった公的資格を取得しやすくするためのプロセスの簡素化に取り組む
2.円滑な民間資格の取得スキームの概要 (別紙参照)
[1] 防衛省において、退職候補者に対し、職業訓練(部外委託)として民間航空整備士資格取得の一部となる学科試験に係る教育を実施
[2] 国土交通省において、当該自衛隊退職者を念頭にした指定養成施設(航空専門学校等)における簡易な実地試験コースを承認
自衛隊:民間資格の早期取得により活動の幅の拡大や待遇面の改善などが期待
民間航空:整備士の人材確保・活躍が期待 |
※ 令和7年内の開始を一つの目安に必要な準備等を進めます。
お問い合わせ先
- 国土交通省国土交通省航空局安全部安全政策課 安全企画室 藏、山本 乗員政策室 藏、川野
-
TEL:03-5253-8111(内線50-301、50-131)直通 03-5253-8738
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