報道・広報

「気候変動に対応した港湾の施設の設計事例集」の公表
~平均海面水位の上昇や波高の増加等への対応を円滑化~

令和7年4月7日

 国土交通省港湾局は、令和6年4月の「港湾の施設の技術上の基準・同解説」の部分改訂を踏まえて、港湾施設の設計実務の参考資料として、防波堤及び岸壁、護岸を対象とした、気候変動の影響を考慮した港湾の施設の設計事例集をとりまとめました。
 
国土交通省港湾局では、近年の高波や高潮等に伴う災害の激甚化・頻発化を踏まえて、これまでに港湾における気候変動適応策の実装に向けて、「港湾における気候変動適応策の実装方針(令和6年3月)」を公表するとともに、気候変動の影響を考慮した設計法の実装に向けて、港湾の施設の技術上の基準の改正を行いました(令和6年4月)。この改正に伴い、今後の港湾の施設の設計においては、将来の気候変動の影響を考慮した外力により設計を行う必要があります。
この度、港湾の施設の基本施設である防波堤、岸壁、護岸を対象に、気候変動の影響を考慮した場合の設計事例集を作成しました。本事例集を参考とすることにより、港湾の施設の設計実務が円滑に進められることを期待しています。 ※事例集の概要は別紙参照
なお、今後も気候変動の影響を考慮した設計事例等を収集していき、本事例集を更新していく予定です。
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局参事官(技術監理・情報化)室課長補佐 小林
TEL:03-5253-8111 (内線46613) 直通 03-5253-8681
国土交通省港湾局参事官(技術監理・情報化)室技術基準係長 村上
TEL:03-5253-8111 (内線46632) 直通 03-5253-8681

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る