報道・広報

藻場等におけるブルーカーボンに関する検討への協力を開始
~ブルーカーボン研究会の設立記念講演会が開催~

平成29年1月27日

 ブルーカーボンによるCO2削減効果が、地球温暖化対策の新しい可能性として注目されています。国土交通省港湾局は、藻場の分布等の現状把握や藻場等の拡大に向けた社会的な枠組みづくり等を目的とした「ブルーカーボン研究会」に協力してまいります。また、本研究会の設立を記念して、2月10日に講演会が開催されます。
 ※ブルーカーボン:海洋において海草等により吸収・固定される炭素

 2009年に国連環境計画の報告書「BLUE CARBON」の中で、海洋において海草等により
吸収・固定される炭素をブルーカーボンと新たに命名されました。一部の国では、ブルーカ
ーボンによるCO2削減を地球温暖化対策の一環として取り入れる動きもあります。
 我が国では、「地球温暖化対策計画」(2016年5月閣議決定)において、2030年度の温室
効果ガス削減目標として26.0%減(2013年度比)が掲げられています。
 このような背景のもと、ブルーカーボンによるCO2削減効果に着目し、藻場の分布等の現
状把握や藻場等の拡大に向けた社会的な枠組みの構築等を目的として、学識経験者及び
関係団体等で構成される「ブルーカーボン研究会」が設立されることとなりました。
 国土交通省港湾局は、我が国の海域において、浚渫土砂等の有効活用や官民連携によ
る藻場・浅場の造成等の取り組みを行ってきました。藻場・浅場の造成等に関する知見を
活かし、本研究会に協力してまいります。
 
 また、本研究会の設立を記念して、下記のとおり講演会が開催されます。
 
<ブルーカーボン研究会 設立記念講演会(概要)>
1.日    時: 平成29年2月10日(金) 15:00~17:00
2.場    所: AP新橋虎ノ門 会議室A
        (東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル11階)
3.事務局: (一財)みなと総合研究財団、(一財)港湾空港総合技術センター
4.その他: 詳細は別添2を参照ください。
         会場の取材を希望される場合は、別添2の申込書により2月9日(木)17:00までに
         電子メールまたはFAXにて事務局へお申し込みください。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別添1(PDF形式)PDF形式

別添2(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

<ブルーカーボン研究会に関するお問い合わせ(研究会事務局)> (一財)みなと総合研究財団 若林(わかばやし),鈴木(すずき) 
TEL:03-5408-8291 (内線-) FAX:03-5408-8741
<本プレスリリースに関するお問い合わせ> 国土交通省 港湾局 海洋・環境課 滝川(たきがわ),高橋(たかはし)
TEL:03-5253-8111 (内線46652,46663) 直通 03-5253-8684 FAX:03-5253-1653

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