平成25年7月26日
我が国においては、耐震性確保の観点等から鋼構造による高層建築物が普及しているが、シンガポールを含む東南アジア地域では、コンクリート素材が安価に入手できること、施工に当たる労働者の人件費が安いこと等から、鋼構造による高層建築物はあまり普及していない。
昨年に引き続き、今般、耐震性、短工期化、省人化、デザイン性の向上といったメリットを有する鋼構造建築物の普及を図ることにより、同構造に技術的優位性を持つ日系建設会社等のビジネスチャンスの拡大を図るため、在シンガポール日系関連企業関係者で作る鋼構造普及に向けた研究会との共催で、標題のセミナーを開催する。
日時 : 平成25年8月2日(金) 13:15~18:25(受付12:30~)
場所 : シンガポール共和国 シンガポール・エキスポ マックスアトリアガーネットルーム
主催 : 鋼構造による高層建築物普及に向けた研究会(WASS)
共催 : 国土交通省
(1)日本側
本東 信 国土交通省 大臣官房審議官
米津 雅史 国土交通省 総合政策局国際政策課国際建設産業企画官
和 田 章 日本建築学会前会長・東京工業大学名誉教授 ほか
日本国建設企業、鉄鋼メーカー 等
(2)シンガポール側
タン・ティアン・チョン シンガポール建築建設庁建設技術開発局統括理事
リチャード・リュー シンガポール国立大学教授 ほか
シンガポール民間企業 等
第一部 ライフサイクルにおける建設生産性向上への取り組み
シンガポールにおける建設生産性向上に係るロードマップ(最新版)
シンガポールの高層建築におけるユーロコードの影響について
第二部 近年日本におけるCFT構造の開発と適用例
鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の複合化工法について
TMCP厚板の鋼構造分野への適用と建設生産性の向上について
鉄骨構造向けの新たな耐火被覆材の開発と適用について
工業化工法を目指した鉄筋継手の最適化工法の開発と適用について
第三部 パネルディスカッション
鋼構造による高層建築物普及セミナー開催について(PDF形式:104kbKB)
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。