河川景観ガイドライン「河川景観の形成と保全の考え方」
平成18年10月
<背景>
平成9年の河川法改正により、河川法第1条に「河川環境の整備と保全」が河川行政の目的と位置づけられるとともに、普遍的な川づくりの姿である「多自然川づくり」の取組目的の一つとして「河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮し、多様な河川景観を保全・創出する」ことが明確化されました。
また、平成15年には美しい国づくりのための基本的考え方と国土交通省のとるべき具体的な施策についてまとめた「美しい国づくり政策大綱」が公表され、更に平成16年には、良好な景観は現在及び将来における国民共通の資産であることを基本理念とした景観法が成立し、我が国における美しい景観の形成と保全の重要性はますます高まっています。
このような背景のもと、国土交通省河川局では、「河川景観ガイドライン検討委員会」(委員名簿:PDFファイル 10.3KB)を開催し、美しい河川景観の形成と保全の促進を図るため、川づくりに関わる人々が河川および河川景観の成り立ちや特性を学び、河川景観の形成と保全についての方針や計画を定め、設計、整備、維持管理等を行うために必要な視点、考える手順、整理すべき情報、活用すべき手法等を、「河川景観の形成と保全の考え方」としてとりまとめました。(「河川景観の形成と保全の考え方」:PDFファイル 46.9KB)
今後、これを参考に、全国の河川で美しい河川景観の形成と保全がはかられるよう努めてまいります。また、ホームページ上で、豊富な事例紹介等を含めた参考資料とともに公開することで、河川に関わる、流域住民、利用者、市民団体、専門家等の方々にも内容をご覧いただき、美しい河川景観の形成と保全の取組に参加していただきたいと考えています。
<河川景観ガイドライン>
「河川景観の形成と保全の考え方」(PDFファイル 46.9KB)
<参考資料>
- 概要版(PDFファイル 534KB)
- 表紙・目次(PDFファイル 21.2KB)
- 1章 「河川景観の形成と保全の考え方」の目的と構成(PDFファイル 945KB)
- 2章 河川景観を考える(PDFファイル 95.6KB)
- 3章 河川景観の基礎知識(PDFファイル 868KB)
- 4章 景観形成の仕組みづくり(PDFファイル 1.06MB)
- 5章 景観保全の仕組みづくり(PDFファイル 1.09MB)
- 6章 河川景観の調査と計画(PDFファイル 2.12MB)
- 7章 骨格のデザイン(PDFファイル 1.34MB)
- 8章 場のデザイン(8.1〜8.2)(PDFファイル 2.17MB)
- 場のデザイン(8.3〜8.5)(PDFファイル 1.60MB)

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