TOP > 会津若松市
人に優しい魅力的観光都市づくり検証社会実験
概要 
会津若松地区の実験道路  会津若松市は、歴史・文化豊かな市であり、鶴ケ城・白虎隊等でも有名ですが、最近では「七日町通り」に代表される懐かしい景観を活かした「まちづくり」や、荒廃した教育の中での「会津藩校日新館の什の掟」がソフト面から注目されるなど、東北でも指折りの観光都市です。
  しかし、城下町という独特の道づくりのため、中心市街地は狭隘箇所も多く、一方通行や道の分かりにくさ等によって、現代の交通事情にあった道路事情とは言えない状況にあります。
  このような状況を踏まえ、来訪者が街中散策を行いやすいよう、交差点部歩道への主要観光施設等への案内表示や、会津若松駅前からの街なか散策のため利用者 の多い「大町通り」の狭隘な歩道空間のトランジットモール化等を実施すると共に、「通り・街道(通称)」の名称と位置番号を表示し、観光施設等への道案内を行い、人に優しい魅力的観光都市づくりを目指した社会実験を実施しました。
まちなか散策マップ
まちなか散策マップ ←クリックでPDF(330KB)がダウンロード出来ます。
マップには通りや観光施設の解説の他に、周遊バスの時刻表等、来訪者の街中散策に便利な情報を掲載しました。
会津若松標識写真01
会津若松標識写真02
プレート(左写真)には通り・街道の名称と位置番号と共に通り毎のシンボルを表示しました。また、交差点歩道に主要観光施設等への案内表示(上写真)を行いました
このページのトップへ
ヒアリング調査結果
社会実験に対する評価を把握するため、来訪者に対するアンケート調査を行いました。
  1. 実施期間 :平成19年11月4日
  2. 実施方法 :来訪者への調査票の配布、郵送にて回収
  3. サンプル数:50(配布数200、回収率25%)
通り名マップを利用した来訪者の77%が、わかりやすいと回答
マップの掲載情報としては、史跡や観光拠点、バス停の位置の情報が役に立ったという回答が多数
グラフ01「わかりやすい」 グラフ02「役に立った」
このページのトップへ
  
 
「通り名で道案内」実施地域
倶知安町 | 新潟市(H18) | 新潟市(H19) | 会津若松市 | 日光市 | 本庄市 | 中央区 | 大阪市 | 堺市

和歌山市 | 豊岡市 | 隠岐の島町 | 出雲市 | 津和野市 | 松江市 | 高梁市 | 西条市 | 須崎市

福岡市 | 佐賀市 | 唐津市 | 長崎市 | 島原市 | 熊本市 | 日南市 | 鹿児島市 | 南さつま市
  
「通り名で道案内」のねらい 「通り名で道案内」の3つの基本要素 通り名を示す現地表示の一例