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国際観光都市「日光」の門前町における沿道空間活用実験
概要 
日光市の実験道路  世界遺産「日光の社寺」の東町門前町は、東武日光駅から神橋までの1.4kmをいいますが、現状は歩道の老朽化や商店の粗末さが目立ち、世界遺産の門前町としての機能、魅力に乏しい状況にありました。
  現在、栃木県や日光市の連携による国道119号及び沿道の整備が進められていると共に、将来の町並みについても、市民中心に「日光東町まちづくり規範」を作成し、和風調の街並みづくりやセットバックによる歩行者に目を向けたまちづくりを展開しており、世界文化遺産「二社一寺エリア」に行く前や帰り道にちょっと立ち寄りたくなる魅力ある観光地としての磨き上げに取り組んでいます。
  このような状況を踏まえ、今後の日光東町の活性化 の方向性を検証することを目的に、セットバックした軒下を活用した門前町にふさわしい店舗用看板の設置や楽しく歩ける沿道づくりのための地域の秘蔵品の展示等と併せ、通り名と位置番号を表示したまちナビサインの設置とそれらを活用し観光施設や沿道商店等等を案内するマップを作成する社会実験を実施しました。
歩く日光 ちず
歩く日光地図
↑クリックでPDF(1.82MB)がダウンロードできます。
マップには観光施設の解説の他に、周辺の飲食店やお土産店、宿泊施設等の情報も掲載しています。また、通常のマップ(蛇腹折りマップ)に加え、携帯に便利な小型のマップ(ミウラ折りマップ)を作成しました。
標識
現地の標識
2種類のマップ
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ヒアリング調査結果
社会実験に対する評価を把握するため、来訪者に対するアンケート調査を行いました。
  1. 実施期間 :平成20年1月中旬
  2. 実施方法 :訪問留置、訪問回収
  3. サンプル数:63
実験実施前と比較し、「国道の人通りが多くなった」(60%超)、「脇道にも人が増えた」(25%)、「観光情報を聞く客が増えた」(20%超)等の回答が多数
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「通り名で道案内」実施地域
倶知安町 | 新潟市(H18) | 新潟市(H19) | 会津若松市 | 日光市 | 本庄市 | 中央区 | 大阪市 | 堺市

和歌山市 | 豊岡市 | 隠岐の島町 | 出雲市 | 津和野市 | 松江市 | 高梁市 | 西条市 | 須崎市

福岡市 | 佐賀市 | 唐津市 | 長崎市 | 島原市 | 熊本市 | 日南市 | 鹿児島市 | 南さつま市
  
「通り名で道案内」のねらい 「通り名で道案内」の3つの基本要素 通り名を示す現地表示の一例