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中央区
本地域は、江戸時代に発展した東京の最も古い町人の街で、過去の震災・災害等により、当時の街並みは残っていないものの、基本的には道路の空間構成は江戸時代、明治時代の形態です。
かつてこの地域一帯は、隅田川等埋められた堀・運河があり、その川沿いの道筋と新しい道路が複雑に交差しているため、街を歩いていて現在位置が分らない、方向感覚を失うというような弊害が起こっています。
また、かつてはアパレル問屋が集積する街でしたが、近年は職住混合型の都心市街地へと変化しつつあるものの、道路形態は従来のままで、自動車、自転車、歩行者 等が共存し、就業者や地域住民にとって必ずしも快適な空間であるとはいえない状況でした。
このような状況を踏まえ、歩行者・自転車利用者にやさしい道路空間機能等、職住一体型の新しい街の道路の提案とあわせ、時代と共に消滅してしまった旧町名や由緒ある路を通り名として復活し、地域の方々になじみやすく、来街者や外国人等にとってもわかりやすい路案内を行う実証実験を実施しました。
←クリックでPDF(264KB)がダウンロードできます。
現地には通りの名や位置番号の標記したプレートに加え、通りの由来を紹介する看板を設置しました。 またプレートに貼付けてあるQRコードを利用することで、通りの由来を4カ国語で確認することが出来ます。
社会実験に対する評価を把握するため、来街者に対するアンケート調査を実施しました。
実施期間 :平成20年2月
実施方法 :地元の方々にアンケート
サンプル数:98
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通り名で道案内の取組みについて、75%の方が「大変良いことだと思う」と回答
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倶知安町
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新潟市(H18)
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新潟市(H19)
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会津若松市
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日光市
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本庄市
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中央区
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大阪市
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堺市
和歌山市
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豊岡市
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隠岐の島町
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出雲市
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津和野市
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松江市
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高梁市
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西条市
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須崎市
福岡市
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佐賀市
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唐津市
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長崎市
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島原市
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熊本市
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日南市
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鹿児島市
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南さつま市