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ぐるっと美保関 鉄と石文化を伝える歩行空間創出実験
概要 
松江市の実験道路  松江市美保関地区は島根半島の東端に位置し、背後の切り立った山並みと地形に沿って湾入する港により形成される人口約730人の漁村で、漁業と観光を基幹産業として発展してきた地区であり、国の重要文化財に指定される美保神社等、名所・旧跡を多く有する地区です。また、長さ約250mにわたり石畳を敷き詰めた「青石畳通り」が存在し、江戸〜明治時代に北前舟の寄港地として栄えた当時を偲ばせる風情を醸しています。
  しかしながら、地域への観光入り込み客数は年々減少し、観光地としての活力・賑わいの低下と地域の活力の低下が著しく、豊富な地域資源を生かした観光地としての魅力の再生が課題となっています。
  このような状況を踏まえ、イメージ歩道の設置、駐車場の利用誘導と共に、地域資源が有する魅力の効果的な発信や観光客の滞在時間の延伸を目的として、通り名で道案内の社会実験を実施しました。
通り名で道案内マップ
通り名で道案内マップ
←クリックでPDF(147KB)がダウンロードできます。
マップは、同時開催イベントで北前舟に関連する遺物を軒先に展示する「軒先ギャラリー」(左下写真)と連携し、展示品の位置や解説を掲載しました。
軒先ギャラリー 松江市の標識
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ヒアリング調査結果
社会実験に対する評価を把握するため、地域住民と事業所に対するアンケート調査を行いました。
  1. 実施期間 :平成19年12月 7日〜20日(地域住民)
            平成19年12月11日〜20日(事業所)
  2. 実施方法 :区長による各戸への配布、回収(地域住民)
            郵送配布、郵送回収(事業所)
  3. サンプル数:各グラフに記載
通り名で道案内の取組みの、街巡りへの有効性について、50%の方が「有効と思う」、「やや有効と思う」と回答

松江市アンケート結果

66.6%の方が「有効と思う」、「やや有効と思う」と回答
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「通り名で道案内」実施地域
倶知安町 | 新潟市(H18) | 新潟市(H19) | 会津若松市 | 日光市 | 本庄市 | 中央区 | 大阪市 | 堺市

和歌山市 | 豊岡市 | 隠岐の島町 | 出雲市 | 津和野市 | 松江市 | 高梁市 | 西条市 | 須崎市

福岡市 | 佐賀市 | 唐津市 | 長崎市 | 島原市 | 熊本市 | 日南市 | 鹿児島市 | 南さつま市
  
「通り名で道案内」のねらい 「通り名で道案内」の3つの基本要素 通り名を示す現地表示の一例