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城下町高梁の周遊型観光をめざす道案内社会実験
概要 
高梁市の実験道路  高梁市は、情緒ある歴史的町並みや観光施設など多種多様な観光資源に恵まれた地域であり、シンボルである備中松山城とその南麓に広がる城下町の散策は、誰しもが辿る観光コースとなっています。しかし、その豊富な歴史的環境を活用した観光振興を推進するためには、市街地の特色あるそれぞれの町並みと点在する観光拠点施設をわかりやすく機能的に案内するためのルート化が重要な課題となっています。
  また、観光客の主なアクセス手段が車であることや、城下町特有の小路が多く家屋も連坦しており、町並み保存地区に指定されていることから、安易な開発が許されないため、観光客・歩行者の安全確保と快適性の向上が課題となっています。
  このような状況を踏まえ、歩行者の安全性・快適性向上のための舗装面の部分カラー化による歩行者優先ゾーンの設置や、通り名と位置番号を路面に表示し、観光客の機能的な誘導と滞在時間や回遊性を高めていくための歴史的町並み保存地区と観光拠点施設のルート化を図る社会実験を実施しました。
通り名案内マップ
通り名案内マップ
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マップには周辺の観光施設の解説の他に、食事処やお土産屋、トイレ、駐車場といった来訪者がまち歩きをする際に便利な情報を掲載しました。 高梁市の標識
 
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歩行者交通量調査結果
社会実験による来訪者の行動の変化を 把握するため、実験前と実験中の歩行 者交通量の調査を行いました。
  1. 実施期間 :平成19年 9月 2日(実験前)
            平成19年10月14日(実験中)
  2. 実施方法 :歩行者の断面交通量を時間別
            (1時間毎)に調査。
来訪者の回遊範囲が拡大
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「通り名で道案内」実施地域
倶知安町 | 新潟市(H18) | 新潟市(H19) | 会津若松市 | 日光市 | 本庄市 | 中央区 | 大阪市 | 堺市

和歌山市 | 豊岡市 | 隠岐の島町 | 出雲市 | 津和野市 | 松江市 | 高梁市 | 西条市 | 須崎市

福岡市 | 佐賀市 | 唐津市 | 長崎市 | 島原市 | 熊本市 | 日南市 | 鹿児島市 | 南さつま市
  
「通り名で道案内」のねらい 「通り名で道案内」の3つの基本要素 通り名を示す現地表示の一例