スモールコンセッション

 地方公共団体が所有・取得する空き家等の身近な遊休不動産(廃校等の現在使われていない施設、住民から寄付を受けた古民家等)について、民間の創意工夫を最大限に生かした小規模なPPP/PFI事業を行うことにより、地域課題の解決やエリア価値の向上につなげるスモールコンセッションの推進に向け、様々な取組を検討・実施しています。

スモールコンセッション形成推進事業

スモールコンセッションに取り組む地方公共団体に派遣する専門家の公募を開始!

 この度、地方公共団体がスモールコンセッションに円滑に取り組めるよう、プロジェクトの初期段階における様々な課題の解決をサポートする専門家の派遣を行う「スモールコンセッション形成推進事業」(別添1)について、有識者委員会の審議を経て、7つの地方公共団体を選定しました。

 今般、これらの団体に対して、プロジェクトの初期段階における様々な課題の解決をサポートするために派遣する専門家の公募を開始します!

★詳細は、報道発表をご確認ください。
👉報道発表は、こちら

専門家を派遣する地方公共団体を選定しました!

<選定先地方公共団体一覧(7団体)>
  地方公共団体 調査施設 用途 参考
神奈川県真鶴町 旧真鶴町民俗資料館 古民家・文教施設 資料
愛知県安城市 旧神谷家住宅主屋(本證寺史跡公園) 古民家 資料
兵庫県姫路市 旧濱本家住宅 古民家・文教施設 資料
奈良県奈良市 旧柳生藩家老屋敷 古民家 資料
北海道池田町 旧高島小学校、旧栗林医院、旧職員住宅 複数施設 資料
静岡県下田市 下田市役所旧庁舎 庁舎 資料
熊本県長洲町 旧長洲中学校 学校 資料

【専門家を派遣する地方公共団体一覧(PDF)】

「スモールコンセッションプラットフォーム」を設立!

プラットフォーム会員の登録申請を募集中

   
 地域には、多くの遊休公的施設があるものの、地方公共団体がこれらを利活用する事業化のノウハウが十分にない。
一方で、学界や民間には技術面や資金面も含め多くの知恵と実績・経験があることから、これら関係者がそれぞれの関心に応じて繋がりを持ち、柔軟な協力関係を結ぶことで共に課題を乗り越え、地方創生に取り組む後押しを行う仕組みが必要である。
 
 そこで、令和6年12月16日に、産官学金等の多様な主体が参加・連携する「スモールコンセッションプラットフォーム」を設立いたしました。
 プラットフォームでは、スモールコンセッションの案件形成に向けて、普及啓発や情報発信、会員同士の交流機会を創出することを目的として取組を進めていきます。
 多くの皆様の入会を心よりお待ちしております。

【スモールコンセッションプラットフォームへの会員登録申請】はこちら

イベント・セミナー情報

事例から学ぶ「スモールコンセッション実践セミナー(廃校活用、古民家活用)」の参加者を募集します!(終了)

 廃校や古民家の活用事例を官民双方の視点から解説する「スモールコンセッション実践セミナー(廃校活用、古民家活用)」を令和7年2月21日に開催しました。
 本セミナーは、スモールコンセッションへの一層の理解を深めることを目的として、国の支援策等の紹介に加え、地方公共団体・民間事業者双方の関係者に詳しく解説していただくことで、先行事例を読み解きます。
 今後、スモールコンセッションプラットフォーム専用HPに講演資料や期間限定のアーカイブを掲載予定です。
 

これまでのイベント・セミナー情報です

これまでの取組