住宅

【平成28年度】自立分散型エネルギーの面的利用による日本橋スマートシティの構築

最終更新日:令和5年3月16日

東京都中央区における、用途が「街区」の事例です。

提案概要

 再開発ビルに電気と熱の供給施設を新設し、周辺の既存街区も含めて面的なエネルギー供給を展開するプロジェクト。高効率コージェネレーション、既存街区への熱融通、ICTを活用した需給コントロールなどで省CO2を進め、非常時のエネルギー自立を面的に実現することで、災害に強い環境共存型の街への進化を目指す。
 

事業概要

●部門:マネジメント
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:日本橋室町・本町地区
●所在地:東京都中央区
●用途:事務所 物販店 飲食店 病院 ホテル その他
●延床面積:732,291 ㎡
●提案者:三井不動産TGスマートエナジー株式会社
●設計者:株式会社 日本設計
●施工者:-
●事業期間:平成28年度~平成30年度
 

概評

 都心の再開発を契機に、周辺の既存建物を含めた電力・熱の面的供給と、地域エネルギーマネジメントに取り組む意欲的な提案である。新設するコージェネレーションを中心に、平常時の省CO2と非常時の電力・熱利用の継続について、既成市街地で面的に目指す取り組みは先導的だと評価できる。
 

採択プロジェクトにおける主な省CO2対策

 
CO2対策  該当する項目 
 1. 負荷抑制  
 2. エネルギーの効率的利用  
 3. エネルギーの面的利用
 4. 再生可能エネルギー利用  
 5. 省資源・マテリアル対策  
 6. 周辺環境への配慮  
 7. 省CO2マネジメント
 8. ユーザー等の省CO2活動を誘発する取組  
 9. 波及・普及に向けた情報発信
 10.地域・まちづくりとの連携による取組
 11.新たな価値創造への取組  


お問い合わせ先建築

国土交通省住宅局参事官(建築企画担当)付
電話 :03-5253-8111

住宅局基本情報

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