東京都目黒区大岡山の丘陵地帯へ移転する科学技術高校の新築プロジェクト。自然の地形を尊重した校舎の配置、環境教育の一貫としても利用する省エネルギー技術、健康で快適なウェルネス環境の推進を目指す。同一敷地内の大学と連携して平時のエネルギーマネージメント、非常時のエネルギー自立を強化する。
●部門:新築
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:東京工業大学附属科学技術高等学校校舎(仮称)
●所在地:東京都目黒区
●用途:学校
●延床面積:14,578㎡
●提案者:国立大学法人東京工業大学
●設計者:株式会社 石本建築事務所
●施工者:[建築]東急建設株式会社[電気設備]未定 [機械設備]未定
●事業期間:2023年度~2025年度
自然環境を生かした建築計画、自然通風のためのファサードデザイン、アリーナの木質仕上げによる輻射空調システムの導入など、ZEB Ready取得を目指す取り組みは、先導モデルになりうるものとして評価した。新校舎を環境教育の教材として整備し、脱炭素を推進することで、キャンパス全体や地域への波及・普及を期待する。