東京都千代田区における、用途が「事務所」の事例です。
都内有数のビジネス街における延床面積約25万㎡、オフィス・ホテル・商業で構成される都心最大級の再開発プロジェクト。運用段階のカーボンニュートラルを達成するためのオフィスのZEB化、健康性・快適性を重視した室内空間づくり等、これからのオフィスビルのあるべき姿を示すことを目指す。
●部門:新築
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:内幸町一丁目南地区
●所在地:東京都千代田区
●用途:事務所、物販店、飲食店、ホテル
●延床面積:285,812㎡
●提案者:中央日本土地建物株式会社
●設計者:基本設計 日建設計、実施設計 清水建設
●施工者:未定
●事業期間:2023年度~2027年度
断熱性・遮光性の高いエアフローウィンドウとヴェールファサードの採用、新しい外壁太陽光パネルの設置、既存建物の地下躯体や外壁の一部再利用等への取り組みは、高層建築物の先導モデルになりうるものとして評価した。高層建築物としてBEI=0.54を目指す点も評価した。脱炭素やウェルネス効果など事後検証を行い、情報発信することを期待する。