東京都中央区における、用途が「事務所/ホテル/百貨店/集会所/その他(住宅)」の事例です。
東京都心の再開発エリアと近接する既存大規模ビルを対象とした面的なエネルギー供給プロジェクト。再開発ビルに自立分散型エネルギーであるCGSを核としたシステムにより電力・熱を供給する。さらにAIを活用したエネルギー・マネジメント・システムにより再エネ有効利用、最適運転、地域エネルギーの一元管理を行い、地域防災力BCPの確保、街区としての省CO2化の実現を目指す。
●部門:マネジメント
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:日本橋一丁目中地区(A~D街区)
●所在地:東京都中央区
●用途:事務所、物販店、集会所、ホテル、その他(住宅)
●延床面積:473,300㎡
●提案者:三井不動産TEPCOエナジー株式会社
●設計者:基本設計 日建設計、実施設計 日建設計
●施工者:設備:新菱冷熱工業、マネジメントシステム:未定
●事業期間:2024年度~2025年度
AIを用いたエネルギーマネジメントシステムで電力の合理的な利用によるCO2排出削減に貢献すること、水素混焼対応が可能なCGSを採用していること、エネルギー供給の多重化による非常に強靭なシステムを実現していることは、先導的として評価した。また、隣接する既存ビル群に対してもエネルギー供給を行うことも評価した。