東京都千代田区における、用途が「事務所/集会所」の事例です。
九段下の立地特性を活かした金融機関の本部ビルの新築プロジェクトで、新たな情報発信となるフラッグシップビル。自然の光・風・緑を取込む外皮計画や大幅な省エネを実現する空調設備によりZEB Readyを目指す。また、環境配慮型構造材・冷媒の採用によりエンボディドカーボンを削減し、WLCの総合的な削減を目指す。
●部門:新築
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:三井住友銀行/九段プロジェクト
●所在地:東京都千代田区
●用途:事務所、集会所
●延床面積:40,986㎡
●提案者:株式会社三井住友銀行
●設計者:株式会社日建設計
●施工者:鹿島建設株式会社(予定)、空調設備サブコン(未定)
●事業期間:2024年度~2031年度
地域に開かれた環境配慮ビルの提案である。建物やファサード形状の工夫により光・風・緑を最適な状態で取り入れていることやサステナブルフロアという新しい建築計画の提案は、先導的として評価した。環境配慮型建材や冷媒を採用することでWLCの低減も図っている点も評価した。脱炭素やウェルネス効果など各種提案した省CO2技術について事後検証を行い、情報発信することを期待する。