既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険です。
住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受けます。
既存住宅売買瑕疵保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。これにより、中古住宅を購入しようとお考えの方にとって、安心が確認された住宅の取得が可能となります。
後日、売買された中古住宅に欠陥が見つかった場合でも、補修費用等の保険金が事業者(事業者が倒産等の場合は買主)に支払われます。
○既存住宅瑕疵保険に加入している住宅を購入するためには・・・
1.宅建業者が売主の場合
既存住宅売買瑕疵保険に加入して住宅を販売する事業者を検索することができます。
2.一般の方が売主の場合
中古住宅の購入の際に、中古住宅の検査及び保証を行う機関を検索することができます。
○住宅瑕疵担保責任保険法人について
住宅瑕疵担保責任保険法人は、国土交通大臣が指定した住宅専門の保険会社です。現在、指定を受けた下記の5法人がいずれも全国を対象に業務を行っており、事業者はこの中から自由に選択して保険契約を締結することができます。