EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN

Digital Twin Perspectives ― 現実と仮想が描く都市の未来 ―
大阪・関西万博では「テーマウィーク」が設けられています。テーマウィーク とは、世界中の国々が地球的規模の課題の解決に向け、対話によって「いのち輝く未来社会」を世界と共に創造することを目的として行う取り組みです。
Propject PLATEAUでは、テーマウィークのうち「未来のコミュニティとモビリティ」に参加し、誰もがその人らしく生きられるコミュニティとは?というテーマの元、我が国のデジタルツイン技術を発信します。

About EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN with PLATEAU
展示内容について
2つある展示場のうち、展示室1では没入感のあるVR体験を提供するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)と振動や重力を体感可能なチェアを組み合わせた空間体験デバイスを開発。3D都市モデル(PLATEAU)や万博会場の3Dモデルを用いて、バーチャルとリアルを行き来する新たな走行体験を来場者に提供し、新たな気付きを与えます。
展示室2ではProject PLATEAUで培ってきたユースケースから3つの例を展示し、実際に体験もいただくことで、このPLATEAUという取り組みが誰もがその人らしく生きられるコミュニティというテーマに対して、どのように寄与できるのか議論できる場を創造していきます。
出展概要
会期 | 2025年5月20日(火)~5月24日(土) 5日間 |
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会場 | ギャラリーWEST(屋内展示室1+2)![]() |
開館時間 | 5月20日(火) 15時 - 20時 5月21日(水) 〜23日(金) 10時 - 20時 5月24日(土) 10時 - 18時 |
展示室1

屋内展示室1ではPanoramatiks+Rhizomatiksによる体験型インスタレーションを展示します。
体験者は本展示のために開発した加速度、振動、重力などを感じることができる特殊なVRチェアに座り、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をつけてコンテンツを体験します。視覚や聴覚だけではなく、体感も含めた新たな動きの感覚を、この体験から感じとることができます。 バーチャルとリアルをシームレスに移動する体験を通じて、デジタルを活用した新たな身体感覚を味わうとともに、現実空間だけでは感得しえない「まち」に対する新たな気づきのきっかけを得ることになります。
- 体験いただく椅子の機構設計の都合上、体重が100kg以上の方は着座いただくことができず、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のみでの体験となる場合がございます。
- 本体験はHMDを使用するため、体験は13歳以上の方に限らせていただいております。
- メガネを着用している場合はHMDを体験できないため、裸眼またはコンタクトレンズで体験していただく必要がありますので、ご注意ください。
- 同伴者はチェアへの着席やHMDの装着はできません。
- 車椅子の方、脚が不自由な方については体験いただく椅子への着座が難しいため、HMDのみでの体験をご案内させていただきます。
展示室2
3D都市モデルとBIMを活用したモビリティ自律運航システム v3.0
- 実施事業者
- 株式会社竹中工務店 / 株式会社センシンロボティクス / アダワープジャパン株式会社

都市部の物流においては、建設現場の資材運搬をはじめ、「ラストワンマイル」輸送を効率化することの難しさが課題として挙げられています。このユースケースでは課題解決のために自動搬送車両や自律運航型ドローンを活用する方法を検証しました。
会場では直感的な移動型無人ロボット運航を目的として開発された「SENSYN CORE Pilot」や、小型ロボット「AdaCart(アダカート)」のデモ走行や、PLATEAUのデータを活用した自動運転シミュレーションを、空間再現ディスプレイを通じてご体験いただけます。
防災エリアマネジメントDX v2.0
- 実施事業者
- 東日本旅客鉄道株式会社 / KDDI株式会社 / KDDIアジャイル開発センター株式会社 / 株式会社JR東日本建築設計

このユースケースでは、災害時のリスクの可視化や関係者のスムーズな合意形成を目的に、3D都市モデルを活用した大規模避難シミュレーションシステムを開発しました。東京都品川区の大井町駅・OIMACHI TRACKS周辺を実証地として、複数の避難シミュレーションを行い、災害時の避難上の課題発見や対応策の効果検証を行いました。
会場では、発災時の状況を可視化した動画のほか、大規模避難シミュレーションシステムのデモンストレーションをご体験いただけます。
XR技術を活用した市民参加型まちづくり v3.0
- 実施事業者
- 株式会社ホロラボ / 株式会社日建設計 / 株式会社日建設計総合研究所

このユースケースでは、3D都市モデルにXR技術を掛け合わせた市民参加型ワークショップの支援システムを開発することで、誰もが直感的な操作を楽しみながらまちづくりについて議論できる新しい市民参加型ワークショップを開催してきました。
会場では万博会場に架空のパビリオンを設置できるインタラクティブな体験や、「未来の万博をつくってみよう」をテーマにしたワークショップを開催。PLATEAUがまちづくりにどのように貢献できるのかをご体験いただけます。
Project Partner
今回の大阪・関西万博2025に出展するProject PLATEAUのパートナー企業です。
Use Case
- Business Solution大阪府大阪市3D都市モデルとBIMを活用したモビリティ自律運航システム v3.0
モビリティ・ロボティクス
自律運航
2024年度
点群データ
PLATEAU SDK
BIMモデル
ROS
Unity
ドローン
- Business Solution東京都品川区防災エリアマネジメントDX v2.0
地震
防災
都市計画・まちづくり
2024年度
BIMモデル
Unreal Engine
人流データ
シミュレーション
CesiumForUnreal
- Public Solution兵庫県加古川市XR技術を活用した市民参加型まちづくり v3.0
エリアマネジメント
市民参加
都市計画・まちづくり
2024年度
PLATEAU SDK
React
CesiumJS
QGIS
VPS
Unity
AR
ARCore