平成20年9月19日
燃料電池自動車は、環境負荷の低減に寄与すること等から、その実用化・普及に資するために、我が国は平成17年3月、世界に先駆けて圧縮水素を燃料とする燃料電池自動車(以下「水素・燃料電池自動車」という。)の安全基準を策定しました。(別添参照)
さらに、水素・燃料電池自動車の国際的普及及び安全・環境基準の国際的調和を図る観点から、日本の技術基準を基本として、国連の車両等の世界技術規則協定(1998年協定)に基づく世界統一基準を策定するため、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)傘下に作業部会を設け、平成19年9月から活動を開始し、平成22年の世界統一基準制定を目指しているところです。
今般、この作業部会の第4回会合を東京で開催し、基準案の審議を行うことになりました。
1.日時
平成20年9月24日(水) 9:30 ~ 26日(金) 18:00
2.場所
自動車基準認証国際化研究センター (JASIC) 会議室
〒102-0085 東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル3階
3.出席予定者
日本と米国が共同議長となり、ドイツ、EU、カナダ、ハンガリー、中国及び韓国などの各国政府並びにOICA(国際自動車工業連合会)及びISO(国際標準化機構)などが出席予定
4.議事
(1) 水素・燃料電池自動車の基準作成に係わる各国の活動に関する意見交換
(2) 世界統一基準の作成方針 (適用車両、全体構成など)
(3) 安全性確保のための試験方法の審議 (水素安全、衝突時の水素漏れ防止など)
(4) 世界統一基準案文の審議
※検討会は、製造事業者の技術開発に係る事項も含むことから、非公開とします。
ただし、カメラ撮りは、会議の冒頭(議事に入るまで)のみ可能です。
※議事要旨については、後日、国土交通省ホームページに掲載致します。