令和5年11月8日
令和5年11月2日(木)~11月3日(金)の間、韓国釜山広域市において「第23回北東アジア港湾局長会議」および「第23回北東アジア港湾シンポジウム」が4年ぶりに対面形式で開催され、日中韓三ヶ国における港湾の再開発と都市再生について、意見交換を行いました。
北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、三ヶ国の港湾の発展のため港湾行政全般にわたり広範に意見交換を行うものであり、11月2日に韓国釜山広域市で、第23回会合が開催されました(※4年ぶりの対面形式)。
会議では、まず各国の代表から「港湾再開発と都市再生」について報告があり、続いて活発な意見交換が行われました。日本からは、西村大臣官房技術参事官が「Port Redevelopment and Urban Regeneration in JAPAN」と題して港湾再開発の事例や関係する制度について報告しました。
また、作業部会で取り組んでいる共同研究の進捗状況等についても報告が行われ、クルーズ振興に関する三ヶ国の連携状況や、港湾の環境を定量的に評価する最新の知見などが共有されました。
会議の終盤では、次回の第24回北東アジア港湾局長会議が2024年に中国河北省唐山市で開催されることが三ヶ国の間で合意されました。
11月3日には、港湾協会との共催により、第23回北東アジア港湾シンポジウムが開催されました。本シンポジウムには、日中韓の官民の港湾関係者約150名が集まり、日本からは前田港湾局首席国際調整官より「Eco friendly Fuel Supply Infrastructure at Port」、名古屋大学の富田教授より「Addressing Climate Change in the Port Sector」と題して、日本の取り組みについて紹介を行いました。
その後、発表者と参加者による熱心な意見交換が行われました。
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