令和5年1月20日
国土交通省では、脱炭素社会実現への貢献を目指し、CO2吸収源の新しい選択肢として注目されるブルーカーボン生態系※の活用に向けた具体的な検討を進めるため、令和5年1月24日に令和4年度第1回目となる「地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会」を開催します。
※ブルーカーボンとは藻場や干潟などの海洋生態系に蓄積される炭素のことであり、そうした蓄積作用を有する生態系を「ブルーカーボン生態系」と言います。 |
「地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会」は、港湾におけるCO
2吸収源対策としてブルーカーボンを活用していくための具体的な検討を行うことを目的に設置しています。過年度の検討会においてインベントリ登録に向けたブルーカーボン生態系によるCO
2吸収量の算定方法やブルーカーボン・オフセット・クレジット制度等の検討を進めてきたところです。
令和4年度の第1回目にあたる本検討会においては、昨年度の取組やブルーカーボンのインベントリ・NDC登録に向けた吸収源分科会の報告内容の共有、地方港湾以上の港湾区域を対象としたブルーカーボン生態系によるCO
2吸収量の試算等について検討・報告いたします。
記
1.日 時: 令和5年1月24日(火)13:00~15:00
2.場 所: 航空会館(東京都港区新橋 1-18-1 5F 501・502会議室)
3.主な内容:・昨年度の取組の報告
・インベントリ
※1・NDC
※2登録に向けた吸収源分科会の報告内容の共有
・地方港湾以上の港湾区域を対象としたブルーカーボン生態系によるCO
2吸収量の試算 等
※1:一国が一年間に排出・吸収した温室効果ガスの量をとりまとめたデータ(目録)
※2:パリ協定に基づく、温室効果ガス削減目標についての「自国が決定する貢献」
4.委 員: 別紙参照
○検討会については非公開、カメラ撮りについては議事開始前までとさせていただきます。
○当日17:00より合同庁舎2号館共用会議室3Bにおいて記者ブリーフィングを実施予定です。取材を希望される方は、
1月24日(火)12時までに以下のメールアドレスに、氏名(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号、メールアドレス)をお送りください。
・送付先:kaji-t88pt★mlit.go.jp(※「★」を「@」に置き換えてください。)
※取材については各社1名としていただき、「手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」等の感染症予防対策にご協力をお願いいたします。
○配布資料、議事概要については、後日、国土交通省のこちらのホームページにて公開する予定です。
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk6_000069.html