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Category1.
社会課題解決と起業家精神 -
Category2.
国際交流を通じた異文化理解 -
Category3.
ウェルビーイングと自己成長
Category1.
社会課題解決と起業家精神
タイ
国家・地方創成×国際交流プログラム
株式会社エムアールシージャパン×関東学院六浦高等学校
プログラム概要
「地方・都市部の開発・創生と、その課題」をテーマに、「深い人的交流」を促進します。チェンマイでは農村部・少数民族村を訪問、さらにバンコクでは大規模開発が進む最先端地区とスラム街の訪問を通じて、日本と比較し、「誰一人取り残さない」ことを未来に見据えた地域づくり・政策立案を考えるきっかけになるプログラムを企画しました。また、少数民族村では村民との交流だけでなく、インタビューや生活体験も行います。
プログラムの教育効果
地域社会に関する課題観や視点を洗練させることで、研修後には具体的な地方創生策やバランスの良い発展策の立案ができるような研修を目指しています。プログラムへの参加を通じて、タイに存在する農村部の課題や急激な経済発展に伴う社会的課題を理解し、その解決策を提案できる人材への育成へと繋げていきます。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、バンコクへ
【PM】都市部の見学・フィールドワーク
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2日目
【AM】チェンマイ(現地施設の見学)
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3日目
【終日】少数民族村(生活体験、農作業、食事準備など)
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4日目
【AM】チェンマイ(現地施設の見学、講義など)
【PM】現地学校訪問・交流、宿泊体験
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5日目
【終日】現地学校との交流
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6日目
【AM】バンコクへ移動
【PM】現地施設の見学、講義など
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7日目
【AM】バンコクスラム街訪問
【PM】プログラム振り返り会・プレゼンテーション
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8日目
【AM】飛行機にて一路、日本へ

多様な生活・価値観の体験と
日本との比較による気づきを
異なる民族や地域による生活の違いや将来に対する考え方の違いから、地方と都市の格差を体感できます。その一方で、タイの最先端分野を目の当たりにすることで日本に勝るとも劣らない現状を実感し、国際競争のなかでの今後の日本の立ち位置を考えるきっかけを提供します。

学校関係者のコメント:関東学院六浦高等学校 宇野真泰先生
世界には様々な民族や経済的背景を持つ人々が存在するなかで、日本の立ち位置を実感し、支援が必要な分野と、すでに遅れを取っている分野の両方を生徒たちに理解してもらいたいです。そのうえで、私たちが今やるべきことは何なのかを考えるきっかけへと繋げてほしいと考えています。
ラオス
Discovery Tour in Laos ~ラオスを通して発見する新しい自分の過去、現在、そして未来~
株式会社JTB 京都中央支店×学校法人立命館立命館高等学校
プログラム概要
本プログラムは、サステナブル・ツーリズムの観点からラオスの魅力を探り、持続可能な未来につながるアイデアを共創することを目的としています。現地学生が複数日にわたり参加・同行することを通じたダイアログ(対話)やフィールドワーク、さらには農村ホームステイや文化体験から多様性を理解し、ラオスが抱える課題に対して英語で解決策を考える機会を提供します。
プログラムの教育効果
現地の参加者(高校生・大学生)や日本の高校生との深い対話を通じて、課題を「自分ごと」として考える力を育みます。さらに、多様性のなかで協働・共創することで社会とのつながりを実感し、主体性を養います。持続可能な観光のあり方について考えることを通じて、未来の社会のあり方についても考えるきっかけとなることを期待しています。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、ラオスへ
【PM】夕食レストランへ
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2日目
【AM】ルアンパバーンへ
【PM】現地学生とチームビルディング&交流会
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3日目
【AM】サステナブル・ツーリズムの講話
【PM】視察体験とワークショップ
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4日目
【AM】オーガニックファームの訪問
【PM】サステナブル・ビジネス視察と村長の講話ホームステイ面会
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5日目
【AM】托鉢の体験後ホストファミリーとお別れ
【PM】起業家に対してラオスのサステナブルツーリズムについてのプレゼンテーション
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6日目
【AM】フィールドワークから空港へ移動
【PM】空路ハノイへ移動後、乗り継ぎで一路、関西空港へ
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7日目
【AM】関西空港到着・解散

観光の光と影を体感し
自らの視点で課題に向き合う
本プログラムは、一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)の「Diversity Voyage」プログラムとの協働企画として開催し、ラオスの現地学生とともにサステナブル・ツーリズムをテーマにした連日の対話(ダイアログ)ができることが魅力です。さらに農村ホームステイを通じて、観光の光と影を体感し、ラオスの発展について生徒自らの視点で課題を捉えることができると考えています。


学校関係者のコメント:学校法人立命館立命館高等学校 中西美佐先生
生徒たちには、五感を使って社会課題のリアルに触れると共に、サステナブル・ツーリズムをテーマに問い続ける姿勢を大切にしてほしいと考えています。文化や自然を守りながら「ラオスらしさ」や「豊かさとは」、「真の幸せとは」という問いについて探求し、単なる観光者ではなく、客観的・多角的視点を持ち、新たな気づきを得る姿勢でプログラムに参加してもらいたいと考えています。この研修が生徒たちにとっての原体験となり、研修後にチェンジメーカーとして動き出してくれることを願っています。
カンボジア
アントレプレナーシップ型探究研修
とことこあーす株式会社×大手前高松高校
プログラム概要
カンボジアで、雇用創出・持続可能な循環型経済を推進するNPO法人earth treeやIKTT 工場などの視察を通じ、アントレプレナーシップに必要な当事者意識を育むとともに、持続可能な社会を自分ごと化して考える機会を生み出します。今後の駆動力となる体験の提供を目的としています。
プログラムの教育効果
環境・自然保護、伝統技術の継承と経済発展を両立させる新しい社会のあり方を体現する日本人先駆者との出会いを通じ、自らアクションを起こすことの必要性に気づき、自身で考えるきっかけとなることを期待します。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、シェムリアップへ
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2日目
【AM】シェムリアップ郊外の村(ローカルマーケット、高校訪問)
【PM】earth treeビレッジ(クリエイティブプロジェクトの参加、夕食作り)
希望者はearth treeビレッジに宿泊し、暮らし体験 -
3日目
【AM】シェムリアップ(アンコールワット遺跡、タプローム遺跡、キリングフィールド)
【PM】シェムリアップ市内(オールドマーケットやナイトマーケットでの自由行動)
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4日目
【AM】シェムリアップ郊外の村(IKTT 工場)
【PM】飛行機にて一路、日本へ

村のなかに持続可能な社会を
循環型エコビレッジを体感
NPO法人earth treeが展開する、職場×学校×暮らしが一緒になった複合施設earth treeビレッジでは、竹建築にまつわる事業を通じて、子供の教育から新しい雇用まで創出しています。現地を体験することで、社会課題に対する当事者意識が芽生えると考えています。また、生徒自身が自分のあり方を見直すことが、次世代リーダーの育成にも繋がると捉えています。

学校関係者のコメント:大手前高松高等学校 合田意先生
コト・モノの消費ではなく、現地で活躍する人物やローカルな人々との出会い・対話から新たな学びを得てもらいたいと考えています。また、経済を持続可能な形で創り上げているearth treeビレッジでの体験を通じて、地域の経済圏や人とのつながりを創造するような未来を考えてほしいと思います。「自分がやりたいことがわからない」、「自分を変えたい」という生徒たちの一助となるプログラムとして開催できれば幸いです。
Category2.
国際交流を通じた異文化理解
マレーシア
英語を学ぶだけじゃない!世界を広げるマレーシア語学研修
株式会社JTB 横浜支店×株式会社留学情報館×横浜富士見丘学園中学校・高等学校
プログラム概要
大学進学後の自分像をイメージさせるため、【世界167位】豪名門大学であるウーロンゴン大学マレーシア校での英語研修に加え、大学寮で生活体験を行う他、現地有名大学のキャンパス見学・学生交流・ワークショップ等を実施します。また、ブルーモスクをはじめとした周辺観光地を巡ることでマレーシアの多様性を直接体感できるプログラムになっています。英語力の向上にとどまらず、英語を活用した将来のキャリア形成までを見据えた総合的な学びを提供します。
プログラムの教育効果
①これまでの語学研修では実現できなかった「英語学習をその後のキャリアや進学に繋げる」ことにより、生徒の学習意欲を引き立てる。(英語学習のモチベーション向上) ②海外大学進学の選択肢を持ち、海外大学進学を実現するための土台(英語力・適応能力・コミュニケーション能力・学習意欲・モチベーション)を整える。(グローバル意識醸成)
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、クアラルンプールへ
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2日目
【終日】クアラルンプール
ブルーモスク、ツインタワー等観光(異文化・多様性理解) -
3日目
【終日】クアラルンプール
アジア・パシフィック大学、テイラーズ大学等現地大学訪問 -
4~7
日目【終日】クアラルンプール
ウーロンゴン大学マレーシア校大学寮宿泊・
生活体験、語学研修・大学視察 -
8日目
【終日】クアラルンプール
バトゥ洞窟、パピリオン等観光
(異文化・多様性理解) -
9日目
【終日】クアラルンプール
チャイナタウン、セントラルマーケット等で
フィールドワーク(英語の実践) -
10~12
日目【終日】クアラルンプール
ウーロンゴン大学マレーシア校大学寮宿泊、
英語語学研修を実施 -
13日目
【終日】クアラルンプール
ウーロンゴン大学マレーシア校大学寮宿泊、英語研修&成果報告会(プレゼンテーション)等実施 -
14日目
【AM】飛行機にて一路、日本へ

「世界167位!豪名門大学ウーロンゴン大学マレーシア校での学生生活体験&英語研修」×「現地大学訪問・観光地見学」⇒英語を活用した将来のキャリア形成へ
豪名門大学ウーロンゴン大学マレーシア校(2025年度QS世界大学ランキング167位)にて約2週間学生生活をしながら、大学内で英語研修や学生との交流を実施します。これまでの英語研修では実現できなかった「英語学習をその後のキャリアや進学に繋げる」グローバル意識を醸成するプログラムになりました。語学研修は、大学施設を利用する課題解決型のアクティブラーニングを企画。教室内にとどまらず、大学の施設やリソースを利用しながら、主体的に英語学習を行うことができます。授業後の課題も、大学図書館等を利用した探究型課題を設定することにより、大学生活を具体的にイメージできる仕様となっています。ご希望に応じ、放課後は大学のサークルや部活動を体験することも可能です。また、現地有名大学やブルーモスク等の観光地を見学することで、多民族国家マレーシアの多様性を直接体感できる研修内容です。
学校関係者のコメント:横浜富士見丘学園中学校・高等学校 理事長・校長 永川尚文先生
語学は日本でも学べますが、それ自体が目的ではなく、何かを達成するための手段であることを実感することが大切です。現地での経験や多様な交流を通じて、語学がさまざまな活動に必要であることを体験し、それを貴重な学びの機会として活かしてほしいと考えています。
韓国
日韓高校生の国際共同探究研修
株式会社エモック・エンタープライズ×開智中学・高等学校
プログラム概要
韓国・釜山を拠点に、日韓高校生の国際共同探究研修を主軸とした高付加価値の海外研修を開催。地元韓国の生徒たちとの対面交流を実現し、お互いの地域が抱える課題を日韓双方の学生視点で探究。解決のためのアイデアを共有し、意見を交換する過程で、SDGsをめぐる新しい視点や発想に触れ、国際的なものの見方を得ることができます。さらに心から語り合える友人と出会えることで、中長期的な相互交流へと発展する新しい海外研修の形をご提案します。
プログラムの教育効果
単なる観光や学校訪問で終わる海外研修ではなく、日韓に共通する地域課題を探究的手法で見つけだし、課題解決の方法をグローバルな視点から議論する事を目指しています。研修を通して双方の地域が共通で抱える課題(伝統産業の継承、食をめぐる問題)を発見できた。現地で具体的にフィールドワークを行う事で、日韓での共通点と相違点を体験的に学ぶ事が出来、身近な国の同世代の友人と共に課題解決が出来る国際交流に期待しています。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、釜山または慶尚南道へ
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2日目
【終日】耕慧(キョンへ)女子高等学校にて文化交流
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3日目
【終日】釜山日本語キャンプに参加して文化交流
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4日目
【終日】耕慧(キョンへ)女子高等学校にて地域課題の再確認
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5日目
【終日】耕慧(キョンへ)女子高等学校にて
プレゼンテーション -
6日目
【終日】釜山にてグループ観光
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7日目
【PM】東京着

同世代を生きる生徒との交流で
一生付き合える友人を韓国に
研修期間中の対面交流を通じて、オンライン上では捉えきれない相手のリアルな人間性を感じることができます。それにより探究学習の枠を超え、同世代を生きる友人として深い絆を築くことができます。広い視点で捉えれば、本プログラムは日韓の距離を縮める架け橋ともなり得ると考えています。


学校関係者のコメント:開智中学・高等学校 三原忠先生
国境を越えた探究学習には、言語ではなく、人間同士の本質的な交流がいかに重要であるかを今回の視察を通じて痛感しました。日韓関係の現在地を直接肌で感じることができるこのプログラムを通じて相互理解を深め、継続的に交流ができる機会を築いていきたいと考えています。
マレーシア
人に学び 物に学び 自然に学ぶ多文化共生に求められる未来のつくり方
株式会社JTB 埼玉支店×さいたま市立大宮国際中等教育学校
プログラム概要
マレーシアでもトップレベルであるプトラ大学での現地学生との交流、マレーシアに進出する日本企業への訪問、少数民族や難民・環境問題といった社会課題の解決を軸に活動する現地企業での体験などを通じて、多角的な視点から他者理解を深められるプログラムとして形成しています。現地での経験を通じ、生徒たちにキャリア自律を促します。
プログラムの教育効果
広い視野で本物に触れ、逆算して進路に向けた考え方ができるようになってほしいという想いから、進路選択の時期に差し掛かった生徒の考え方を発展させられる機会とします。多文化共生やグローバルな視点を学びながら、具体的な行動計画を立てられるまでになることを期待します。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、クアラルンプールへ
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2日目
【終日】プトラ大学にて現地大学生バディとワークショップ
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3日目
【終日】プトラ大学にて授業の体験、熱帯雨林のトレッキング
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4日目
【終日】マラッカ観光(市内班別研修)
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5日目
【終日】クアラルンプール市内B&Sプログラム
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6日目
【終日】クアラルンプール市内とプトラジャヤ、バトゥ洞窟
見学 -
7日目
【終日】プトラ大学にて授業の体験、プレゼンテーション
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8日目
【AM】企業・団体訪問(TOTO マレーシアやKOKUYO、
ららぽーと、Earth Heir、日本大使館など)【PM】班別市内自主研修
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9日目
【AM】モナシュ大学およびサンウェイ大学の見学
※いわゆるキャンパスツアーを予定しています。【PM】ららぽーとでのイベント準備および実施
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10日目
【AM】飛行機にて一路、日本へ

現地日本企業を訪問を通じ
将来のキャリア形成に繋げる
実際に現地で働く日本人から直接話を聞けることが、本プログラムの大きな特徴です。異なる文化圏の人々と共存しながら、海外で日本人として働く意義や現地での苦労についてのヒアリングを通じて、「グローバルに働くこと」をより具体的に考えるきっかけを得ることができます。


学校関係者のコメント:さいたま市立大宮国際中等教育学校 本郷舞子先生
本校では、日ごろから「Grit・Growth・Global」の力を伸ばす探究学習に取り組んでいます。マレーシアは、日本とは異なる多文化共生社会のモデルであり、学びの宝庫でもあります。今後のキャリア形成において、多様な価値観や環境の中で地域社会とかかわり、貢献する方法を考えることが重要です。そのために、自らのアイデンティティを深く理解し、イノベーティブな視点を持ちながら、柔軟な発想で新たな価値を創造する力を発揮することが求められます。この研修を通じて、自己認識を深め、それを社会と結びつけながら、現地での課題解決に向けた実践的な取り組みへとつなげていくことを期待しています。
アメリカ合衆国
姉妹都市交流から未来に繋げる米国西海岸教育旅行プログラム
株式会社陸前高田アメイジングトリップ・ビューロー×岩手県立高田高等学校
プログラム概要
本プログラムは、東日本大震災をきっかけに生まれた陸前高田市とアメリカ・クレセントシティの連携基盤に焦点を当て、国際交流を深めるとともに、生徒のキャリア形成に向けてグローバルな視野を養うことを目的としています。事前学習において、両市の歴史と連携の背景に理解を深めるとともに自身の探究テーマを設定したうえで、現地プログラムに臨みます。現地ではホームステイをしながら地元高校生と文化交換や協働で学習する時間を過ごし、異文化理解や関係づくりを学びます。またサンフランシスコにも立ち寄り、日本総領事館やシリコンバレー企業に訪問し、自身のキャリアについて考える機会を提供します。事後学習として、設定したテーマに沿ってプレゼンテーションを市民の前で報告をします。
プログラムの教育効果
姉妹都市という関係性を生かし、生徒、そして地域の人々が海外へと目を向けていくきっかけとなるプログラムとなることを期待しています。また、政府機関や企業訪問を通じて国際舞台で仕事をするモデルを学ぶとともに、姉妹都市との関係強化や地域産業の連携促進にも繋げる機会とします。
プログラム行程
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1日目
飛行機にて一路、サンフランシスコへ
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2日目
【AM】在サンフランシスコ総領事館表敬訪問
【PM】クレセントシティへ、ホストファミリー対面
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3日目
【終日】デルノーテ高校での交流
(文化交換、地元の水族館への訪問) -
4日目
【終日】デルノーテ高校での交流
(授業体験、レッドウッド国立公園への訪問) -
5日目
【終日】デルノーテ高校での交流
(授業体験、ホストファミリー交流) -
6日目
【AM】サンフランシスコへ移動
【PM】アップル本社視察・社員講話
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7日目
飛行機にて一路、日本へ

都市としての繋がりを深め
コミュニティに対する意識を向上
単なる国際交流ではなく、地域都市同士の繋がりを感じられるプログラムであり、生徒たちの地元地域に対する意識も高めます。また、現地に友人ができることで、旅行以上の経験を得ることができ、自分の可能性を広げるきっかけにもなります。既存の枠に捉われることなく、チャレンジするという姿勢を大切にしてほしいと考えています。


学校関係者のコメント:岩手県立高田高等学校 浅間祐輝先生
海外との繋がりが少ない陸前高田市において、生徒たちには外に目を向けるという感覚を養ってもらいたいと考えています。生徒だけでなく、地域全体を巻き込み、さらには引率者も含めて、コミュニティのためにできることを考えるきっかけとなるプログラムにできれば幸いです。
Category3.
ウェルビーイングと自己成長
インドネシア
『DISCOVERY JOURNEY(発見の旅)』~修学旅行で
中高生が自分のWell-beingに出逢う機会を創出~
株式会社JTB 教育第二事業部×株式会社JTB 企画開発プロデュースセンター×学校法人明昭学園岩倉高等学校
プログラム概要
インドネシアという土地を通じ、「ムスリム文化・多様性の中の統一・Well-being」をテーマに、生徒が本当の自分(Well-being)を探求することを目的としたプログラムとして開催します。インドネシアを代表するグローバルリーダーに出逢い、彼らが大切にしている価値観・ビジョン・人生を懸けて取り組んでいる実践や問いを共有してもらいます。「出逢い・対話・問い」をキーワードに、グローバルリーダーを通じて現地文化にも触れながら、「グローバル人材とは?」「自分はどうありたいのか?」を考え、対話する機会とします。本当の自分を知り、自分と世界の関わりの中でWell-beingを派生循環させる、グローバル人材の育成を目指します。
グローバルリーダーとは:その地に根差したイノベーションと社会的インパクトを起こし、インドネシアのテーマ×自身のパーパス(使命)を体現する人。本当の自分を知り、自分と世界の関わりの中でウェルビーイングを派生循環させる視点を持つ人をグローバルリーダーと定義しています。
プログラムの教育効果
本プログラムでは、旅先での「出逢い・対話・問い」を通じて、インドネシア特有の文化・価値観・社会課題への理解を深めるとともに、自身の価値観の変容につながる機会を提供します。グローバルリーダーと出逢い、グローバルリーダーの人生を通してインドネシアとより深くつながることで、日本人としてのアイデンティティや自身のあり方を見つめなおし、自分への新たな問いに出逢えることが期待されます。
プログラム行程
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1日目
【AM】飛行機にて一路、ジャカルタへ
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2日目
【終日】グローバルリーダーとの出逢い①
ストーリーテリング・ダイアログ・グローバルリーダーの使命に触れるアクティビティ
(MM2100フィールドワーク、現地校との交流プログラム等) -
3日目
【終日】グローバルリーダーとの出逢い②
ストーリーテリング・ダイアログ・グローバルリーダーの使命に触れるアクティビティ
(現地校とのエコ共創プロジェクト等) -
4日目
【終日】市内観光体験
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5日目
【AM】一路日本へ

グローバル人材を目指すうえで
欠かせない「ムスリム」文化の学び
世界人口の1/4を占めるムスリムについて理解を深めることは、今後グローバル人材を目指すうえで欠かせないことといえるのではないでしょうか。社会課題を抱えながらも、ムスリムの寛容性と多様性が文化として根付くインドネシアで、「本当の幸せとは何か?」を考えるきっかけにもなります。日本人でありながらムスリムである小尾吉弘氏の生き方も大きな学びとなるでしょう。さらに、ASEANで中心的役割を果たすインドネシアで、世界規模の視点で現在・未来と向き合います。


学校関係者のコメント:学校法人明昭学園岩倉高等学校 鬼頭修平先生
「多様性のなかの統一」を成し遂げているインドネシアは、日本の単一国家文化と異なる点が多く、その違いを理解するには、現地で直接会話し、五感で体感することが不可欠だと思っています。インドネシアで活躍する日本人グローバルリーダーとの出逢いは、豊かな人生の指針を得る貴重な機会となることでしょう。
フィンランド
7年連続『幸福度世界No1』に選ばれたフィンランドから学ぶWell-being
株式会社ATI×湘南白百合学園中学高等学校
プログラム概要
「幸福度世界一」と言われているフィンランドのライフスタイルを探るため、ネウボラや教育・医療機関などを訪問し、多様性・公平性・包括性について学びます。また、ホームステイや学校訪問を体験することで現地の生活からWell-beingへの理解を深める機会を創出するプログラムとして開催します。
プログラムの教育効果
フィンランドのWell-beingは、個人の尊厳と人生の本質に重きがおかれています。生徒は研修を通じた体験を活かし、日本国内のWell-beingのさらなる向上を目指すとともに、ホームステイや現地学校で生徒との交流を通じて、フィンランドの同世代が考える「幸せ」を体感します。それによって、自身の「幸せ」について深く考えるきっかけを提供します。
プログラム行程
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1日目
【PM】飛行機にて一路、ヘルシンキへ
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2日目
【AM】ヘルシンキ市内主要場所見学
【PM】ヴィヒティへ ホストファミリーとマッチング
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3日目
【終日】保育園母子センター(ネウボラ)や小学校訪問
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4日目
【終日】中学校や高等学校訪問
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5日目
【終日】企業視察と福祉視察
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6日目
【終日】高齢者施設訪問と福祉視察
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7日目
【終日】ヘルシンキへ自由時間
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8日目
【AM】一路日本へ

多角的なアプローチから
現地のWell-beingを肌で感じる
本プログラムでは事前学習の講演に加え、こどもダイアログの体験やネウボラ、保育園、高齢者施設、現地学校の見学、さらにホームステイなど、多角的なアプローチを取り入れています。これにより多様な視点を養いながら、フィンランドのWell-being・ライフスタイルを実際に体感できることが特徴です。


学校関係者のコメント:湘南白百合学園中学高等学校 藤本公俊先生
今の生徒たちは「幸せ」について意識する機会が少ないかと思いますが、研修を通じた多様なアプローチから「そもそも幸せとは何か」を問いかけられるようなコンテンツを届けたいと考えています。また、保育や福祉、教育に対する興味・関心が深まり、人生のとって大切な視点に気づけるプログラムとなれば光栄です。