受け入れ国・地域のご紹介

INDEX

Category1.
企業からの学びと国際ビジネス

フィリピン・ドイツ

地方から世界へ!世界を目指した企業から学ぶこと

株式会社レイライン×静岡県立清流館高等学校×株式会社タミヤ

プログラム概要

世界をフィールドとして活躍する企業が多い静岡。中でも60 年以上前からドイツの見本市へ出展し続け世界一の品質を誇る模型メーカーへと成長した株式会社タミヤにフォーカスし、戦後すぐに世界を目指した理由を探ることにより、国際的な視野を持つ意義、起業家精神、国際社会への貢献、世界で働く意味を感じられるプログラムです。地域の国際企業を学ぶことによる雇用創出へのつながりも期待します。

プログラムの教育効果

地元のグローバル企業が、どのように世界市場と向き合ってきたのかを知ることにより、学生たちにも自身の可能性を見出してほしいと考えています。地方から世界という道もあることを実感してもらうとともに、海外から見る日本を知ることで、今自分が何をすべきなのかを考える機会を創出します。
世界にはたくさんの国があるのになぜフィリピンで創業したのか?ヨーロッパやアメリカなどの販売拠点はどうしてその場所を選んだのか?さまざまな国と仕事を結ぶタミヤを知ることで、他国と日本の特性を比較して学び、視野が広がることを期待します。

プログラム行程

コース①セブ島・マニラ(フィリピン)
  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、セブへ
    その後、ホテルにて予習のまとめ

  • 2日目

    【AM】タミヤ工場視察(インフラ視察)

    【PM】タミヤ工場視察(従業員インタビュー)
    その後、セブ島歴史散策

  • 3日目

    【AM】飛行機にて一路、マニラへ

    【PM】歴史散策とスラム街(車窓視察)

  • 4日目

    【AM】飛行機にて一路、日本へ

コース②ニュルンベルク(ドイツ)
  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、ニュルンベルクへ

  • 2日目

    【終日】ニュルンベルグ国際玩具見本市視察

  • 3日目

    【終日】会場周辺のフィールドワーク(コンベンションの効果検証)

  • 4日目

    【終日】ニュルンべルグ歴史文化探究

  • 5日目

    【PM】飛行機にて一路、日本へ

セブ島のタミヤ工場
セブ島のタミヤ工場

株式会社タミヤを学ぶことにより
コース❶
【世界に視野を広げた学び】を今の学びに活かす

創業者の話を直接聞くことができる貴重な体験を通じ、自分がなにをなすべきかを考える機会になリ、勉強と将来の夢が結びつきます。世界に興味を持つきっかけとなるプログラムです。

株式会社タミヤとは?
1946 年一般建材会社として静岡市で創業しました。多方面に事業展開後、木製模型製造販売へ転向、さらにプラスチックの上陸と共に、プラスチック模型に転向しました。自動車を購入して解体しパーツ製作を行うなど、リアルさを追求しています。「品質世界一」を誇り、設計から製造、販売まで一貫して行う「世界唯一の模型メーカー」です。

コース❷
【コンベンションによる街づくり】を体感する

ドイツ・ニュルンベルクのトイショーに60 年以上前から出展し、海外での事業展開を図ってきたタミヤ。これらのコンベンションによる街づくりを肌で感じ、地元で展開してきた「静岡ホビーショー」は2024年で62回目を迎えます。ニュルンベルクでは中心のブースに位置するタミヤを実際に現地をみて体感することで、地域貢献への意識を高め、都市構造のあり方について学べるプログラムです。

学校関係者のコメント:静岡県立清流館高等学校 左口邦彦先生

昨今元気がない日本経済のなかでも、世界を目指した品質を徹底し続けている株式会社タミヤ。日本式の社員教育や品質管理へのこだわりは、現地視察時に私も非常に感銘を受けました。そんな現地の状況から、いかに日本のモノづくりが世界から評価されているのかを学生たちにも感じ取ってもらいたいですね。自分自身の無限の可能性を知り、人生の目標探しにまでつながるような経験となることを期待しています。

インド

世界を席巻する人材輩出国インド産官学共同プログラム

株式会社JTB横須賀支店×三浦学苑高等学校×株式会社ニフコ

プログラム概要

名だたる世界的企業のトップクラスに人財を輩出する国として、今後のグローバルスタンダードを考えるうえでは欠かせないインド。そのインドの官民連携組織である「NSDC」と包括連携を結ぶ株式会社ニフコとの共同開催により、日本とインドの相互交流による学習プログラムを可能にします。

プログラムの教育効果

高校を卒業し、大学や社会人というリアルな世界に飛び込んでいくためには「実感価値」を体感できる経験、そして「国際人の育成」という観点での英語の学びが求められます。今後世界に影響を与えるであろうインドを訪問することにより、その双方に対する意識が高められることを期待しています。

プログラム行程

  • 1日目

    【AM】飛行機にて一路、デリーへ

    【PM】ホテルにて事前ブリーフィング

  • 2日目

    【AM】スラム街にてインドの貧困の状況を知る(例:スロジャニマーケット)

    【PM】インドの大学視察(インド工科大学など)

  • 3日目

    【AM】NSDC 本部にて講座(インドの日本に対する見方を知る)

    【PM】NSDCI 日本語研修センターにて日本語を学ぶインドの学生と交流

  • 4日目

    【AM】インドの大学にて講座(世界を席巻する人材の教育方法を知る)

    【PM】NSDCI 日本語研修センターにてインドの学生と交流、お別れ会 

  • 5日目

    【PM】飛行機にて一路、日本へ

NSDCI 日本語研修センター
NSDCI 日本語研修センター
インドのスロジャニマーケット(インドの「雑踏」を学ぶ)
インドのスロジャニマーケット
(インドの「雑踏」を学ぶ)

グローバルな視野を養う
インド人学生とのリアルな交流

インド技能開発・起業促進省と密接に活動する官民連携組織「NSDC(インド国家技能開発公社)」との共同プログラム開催により、日本語を学び、日本で活躍したいと考えるインドの学生たちとの交流が可能になりました。ハングリー精神が高い、同世代の現地学生とのコミュニケーションが日本学生の意識を高めます。現地学生との交流から、インドから見た「日本の誇れるモノ」に対する気づきも得られると考えます。

NSDC 日本語トレーニングセンターでの様子(インドの学生との交流プログラム)
NSDC 日本語トレーニングセンターでの様子
(インドの学生との交流プログラム)

学校関係者のコメント:三浦学苑高等学校 教頭 野櫻慎二先生

日本の学生たちを見ていると、「自分に自信が持てない」「日本という国自体に魅力を感じない」といった内に籠る考え方を持っている子たちが多い気がします。それに対し、日本で働きたいと考えているインド学生たちは非常にエネルギッシュでポジティブ。日本の素晴らしさを日本人以上に感じています。そんな現地学生たちとの交流を通じて外から日本という国を見つめ直すことで、改めて「日本の良さ」に気づくプログラムになることを期待しています。

フィリピン

セブ島での語学及びSDGs研修留学プログラム

ウィッシュインターナショナル株式会社×学校法人KTC 学園屋久島おおぞら高等学校

プログラム概要

貧富の差や教育格差などが複雑に絡み合うフィリピンにて、現場視察やボランティア活動を実践します。そのなかで相互理解を通じた学びを目的としたプログラムとして開催します。自国に留まらない越境的な学びや、英語での対話など、リアルな体験活動にフォーカスします。

プログラムの教育効果

現地でしかできない出会いや、人々との交流を通じて、新しい価値観に出会えるプログラムとして構成しています。英会話に関しても、講師とともに訪問先で学び、意見交換することで、参加学生たちに「なりたい大人」像を具現化させる機会を創出したいと考えています。

プログラム行程

  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、セブへ

  • 2日目

    【AM】ゴミ山視察

    【PM】孤児院訪問・ボランティア

  • 3日目

    【AM】ホテルにて英語レッスン

    【PM】現地高校にて学生と交流

  • 4日目

    【AM】バランガイ訪問

    【PM】インターンシップ(ホテル)

  • 5日目

    【AM】ITパーク訪問

    【PM】現地高校にて学生と交流

  • 6日目

    【AM】ホテルにて英語レッスン

    【PM】ホテルにて修了式・振り返り授業

  • 7日目

    【AM】飛行機にて一路、日本へ

現地校にて生徒交流
現地校にて生徒交流
セブ島のゴミ山
セブ島のゴミ山

現地の現状を肌で感じ
価値観の醸成・次の一歩へとつなげる

現地での学びをより深いものにするための事前学習から、現地視察・体験、毎日の振り返り授業、そして、自分の体験・経験・想いをアウトプットする事後学習までを一つのプログラムとして構成しています。さらに、セブ島内の高級ホテルでのインターンシップ体験も当プログラムの魅力です。職業理解だけにとどまらない、フィリピンの教育格差について横断的に学ぶ機会となります。

孤児院ボランティア
孤児院ボランティア

学校関係者のコメント:学校法人KTC 学園 屋久島おおぞら高等学校 永井治奈先生

学生たちには、現地で目にすること、耳にすることを通して、五感を使って現実に触れてもらいたいと思っています。そして、そこで芽生えた気づきや感覚、違和感や疑問を大切に、「なぜだろう?」と自然に湧き出てくる疑問に対し、自身で考えることで仮説を持ち、自らの行動変容につなげてほしいです。教員側から課題を設定するのではなく、学生自らが気づき、考え、次の行動につなげられる真の探究学習に期待しています。

Category2.
芸術・文化交流と平和の追求

アメリカ

NYから発信する、アメリカと考える人間の尊厳

株式会社ATI×明星学苑 明星中学校・高等学校

プログラム概要

教育リソースの宝庫であるニューヨークにて、9.11 メモリアル&ミュージアムや国際連合本部訪問による平和学習を進めるとともに、領事館・コロンビア大学・日本人ガイドからの講演を通じてキャリア形成を考える機会を創出します。さらに、現地の学生たちとともにディスカッションをすることで生まれる文化交流にも期待します。

プログラムの教育効果

アメリカ合衆国の独立を挟んだ盛衰、第二次世界大戦、さらには9.11 の惨状などをまったく知らない学生たちがいる今、多様性のなかで平和に生きてゆくことの大切さを伝えたいと考えています。課題解決に向けての平和的思考の構築や、英語をツールとした平和のための持続的な交流を目指しています。

プログラム行程

  • 1日目

    【AM】飛行機にて一路、ニューヨークへ
    着後、クイーンズ地区ホームステイエリア

    【PM】コロンビア大学訪問

  • 2日目

    【AM】国際連合本部訪問

    【PM】ボランティア体験

  • 3日目

    【AM】9.11 メモリアル&ミュージアム訪問

    【PM】ニューヨーク日本領事館訪問

  • 4日目

    【AM】コロンビア大学訪問

    【PM】キャリア育成プログラム

  • 5日目

    【終日】テーマ別研修

  • 6日目

    【終日】現地校訪問

  • 7日目

    【終日】ホストファミリーと過ごす週末

  • 8日目

    【終日】ホストファミリーと過ごす週末
    その後、飛行機にて一路、日本へ

自由の女神像
自由の女神像
9.11 メモリアル&ミュージアム
9.11 メモリアル&ミュージアム

世界的都市・ニューヨークでGRIT(やり抜く)力を高める

2001 年に起こった9.11 をはじめ、アメリカが関わる暴力事件・戦争など、様々な惨劇を乗り越えながらも、未来平和へと果敢に立ち向かっていくニューヨーカーたち。現地に住む人々と触れ合うことで、その姿勢を学んでほしいと考えています。その点、本プログラムではニューヨークでホームステイ体験ができることも強み。安全に文化交流ができる環境が整っています。

9.11 同時多発テロ事件とは?
2001年(平成13年)9月11日に発生した米国における同時多発テロ事件は,旅客機4機を同時にハイジャックし,乗員・乗客と共に世界貿易センタービルに突入させるという前例のない手口により,テロ事件としては過去最悪の3,000人を超える犠牲者(行方不明者を含む。)を出し,世界に衝撃を与えました。

学校関係者のコメント:明星学苑 明星中学校・高等学校 飯島崇史先生

高校生は良くも悪くも発展途上です。経験値が低い分、机上でどんなに概念や理論を語っても実感が薄く、誤って捉えがち。そんななか、本プログラムでは「GRIT」に織り込んだ概念を学生たちに体感させることで、キャリアや文化観について考えることの楽しさを実感してもらえると思います。また、家族の一員となるホームステイができるというのも貴重な経験です。GRIT力を伸ばす一助にもなると考え、非常に期待しています。

台湾

音楽交流/文化交流を通して東亜(アジア)の『平和』を奏でる

名鉄観光サービス株式会社×帝塚山中学校・高等学校弦楽部

プログラム概要

日本と歴史的な繋がりが深い台湾にて「平和学」を身につけるとともに、同年代との「音楽交流」を通して、東アジアの平和維持にフォーカス。異なるバックグラウンドを持つ学生たちがともに音楽を奏でることで、国境を越えた感動を体感できるプログラムとして実施します。

プログラムの教育効果

本プログラムでは、思考力・判断力・表現力を磨き、高い知性と豊かな情操を備えた、次代を担うたくましい人材の育成を狙いとしています。同年代との交流・対話を通して「戦争のない平和な社会」を学生たち一人ひとりが自分ごと化して捉えられるようになることを期待します。

プログラム行程

  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、台北へ

    【夜】ホテルにて演奏練習

  • 2日目

    【終日】ホストファミリーと共に休日を過ごします

  • 3日目

    【朝】ホームステイを提供する新北市立永和国民中学校の在校生(バディ)と登校
    新北市立永和国民中学校

    【終日】音楽交流と授業体験「平和対話」など
    その後、郊外観光(九份、天燈上げなど)

  • 4日目

    【AM】桃園市立平鎮国民中学校(簡単な演奏など)

    【PM】飛行機にて一路、日本へ

九份
九份
帝塚山中学校・高等学校弦楽部
帝塚山中学校・高等学校弦楽部

音楽を奏でることで生まれる
マルチトラック外交

マルチトラック外交は、政治だけではなく、企業・メディアなど複数の交渉ルート(トラック)を使って様々な意見や利益を考慮し、問題を解決する外交の手法です。プログラムでは、言葉を介さなくても通じる音楽により、国境を超えた対話をすることで、「国際外交」を体感します。「知る平和学習」から「考える平和学習」へ。外交交渉を自分ごと化して考えられるようになることを期待します。

NSDC 日本語トレーニングセンターでの様子(インドの学生との交流プログラム)
新北市立永和国民中学校

学校関係者のコメント:帝塚山中学校・高等学校 寺島洋之先生

台湾での音楽交流 / ホームステイ交流を通して、異文化理解はもちろんのこと、違った生育環境で過ごしてきた若者たちが共に音楽を奏で、そして、お互いの奏でる音楽を聴き合う。
「奏でる」。この言葉は、人の心にとても美しく、優しい響きを伝えてくれます。音楽は人に感動を与えます。そして、人の心を動かし、暫し争いの手を休め、苛立つ気持ちを鎮め、穏やかな心を取り戻す力を持っています。それが、たとえ紛争中のロシアの音楽であってもその美しさ・魅力は全く減じるものではなく、国境を越えて聴く人を感動させます。つまり音楽は「世界平和の礎」となりうるということです。こうした経験を積んだ生徒は、きっと共感と協調の可能性を実感し、断絶をよしとはしない姿勢を身に付けてくれるものと考えます。

Category3.
異文化探究と国際交流

韓国

グローバル探究アジアスタディツアー in 韓国ソウル

株式会社JTB 奈良支店×奈良県立国際高等学校

プログラム概要

3年間のグローバル探究授業の一環として、最も身近な東アジアの国である韓国でフィールドワークを実施します。SDGsに資するグローバル課題についての協議や、現地大学・施設訪問などを通じて個人探究の推進を図ります。また、異文化に触れることで多文化・多様性に対する寛容さを身につけることを期待します。

プログラムの教育効果

探究学習を通じた交流のなかでグローバル感覚や思考を養い、将来グローバル人材として活躍するための資質を伸ばしていきます。また、現地でSDGs に対して真剣に向き合う大人や学生たちとの触れ合いを通じて、課題をより「自分ごと化」して捉えて取り組む姿勢を醸成していきます。

プログラム行程

  • 1日目

    【AM】飛行機にて一路、ソウルへ

    【PM】ソウル市内観光・文化体験

  • 2日目

    【終日】世宗国際高校と交流 / 探究学習

  • 3日目

    【終日】探究テーマ別に探究活動
    ・延世大学にてテーマ別授業を聴講
    ・培花大学生との交流
    ・テーマ別プログラムの実施

  • 4日目

    【AM】南大門市場・梨泰院

    【PM】飛行機にて一路、日本へ

世宗国際高校
世宗国際高校
世宗国際高校の探究発表会の様子
世宗国際高校の探究発表会の様子

現地バディとの関係を築く
国境を越えた探究学習の実施

「いのちと地球の調和を保つ」「理解と尊重で世界をきずく」「公正で公平な未来をつくる」という3 つの大きなテーマを軸に、学生たちが個人のテーマ課題を設定します。選定テーマをもとに現地学生とバディを組み、探究学習を進めていきます。課題テーマを通じた深い交流により、帰国後も継続した関係性が築けるプログラムとなることを期待しています。

延世大学正門
延世大学正門

学校関係者のコメント:奈良県立国際高等学校 中尾雪路先生

当校には世界の言語を学ぶ授業があり、2 年生からは選択した言語を週に2時間学ぶという体制を採っています。韓国語を学んできた学生たちはオンラインで世宗国際高校と交流をしてきましたが、実際に対面交流するのは今回が初めてです。現地で会えることを楽しみにしている学生も多いと思います。国は違えど抱える課題は同じです。考え方の相違から、異文化を理解するという寛容な気持ちも身につけてきてほしいですね。

フィリピン

フィリピン・セブにおける探究学習プログラム開発事業

グローバルサービス株式会社 × かえつ有明中・高等学校

プログラム概要

英語体験・社会体験・自然体験の3つの領域に焦点を当てたプログラムです。英語体験ではフィリピンの歴史・文化・社会経済に関連した素材を教材として取り入れ、探究学習にも結びつけます。社会体験では児童養護施設を訪問しての交流、モールや市場の一角を借りての屋台運営を実施します。自然体験ではビーチリゾートに滞在をして、観光地としてのセブを体験します。

プログラムの教育効果

豊かで安心して暮らせる日本からアジアの新興国であるフィリピンに視野を広げることにより、学生たちに社会課題についての認識を深めてもらうことを目的としています。また、現地での様々な交流を通じ、実際の英語運用能力の必要性を再認識する結果になることを期待しています。

プログラム行程

  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、セブへ

  • 2日目

    【AM】フィリピン人スタッフとチームビルディング

    【PM】セブ市内観光

  • 3日目

    【AM】現地旅行会社CSPトラベルが運営する語学スクール「タビスタ」にて英語レベル分けテスト

    【PM】歴史を振り返るワークショップ

  • 4日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】社会文化理解のワークショップ

  • 5日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】経済と日本ODA のワークショップ

  • 6日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】モール見学

  • 7日目

    【終日】アイランドホッピング(島巡り)

  • 8日目

    【終日】児童養護施設訪問交流

  • 9日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】市場見学

  • 10日目

    【AM】「タビスタ」にて英語レベル分けテスト

    【PM】屋台出店に向けたマーケティング企画

  • 11・
    12日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】屋台出店に向けたマーケティング企画

  • 13日目

    【終日】屋台出店準備と販売体験

  • 14日目

    【AM】「タビスタ」にて英会話レッスン

    【PM】中間報告プレゼンテーション準備

  • 15日目

    【AM】「タビスタ」にて英語到達度テスト

    【PM】中間報告会とパーティー

  • 16日目

    【AM】飛行機にて一路、日本へ

地元の人で賑わうカルボンマーケット
地元の人で賑わうカルボンマーケット

海外をフィールドに
屋台運営を通じた探究学習

学生たちに馴染みのある「探究学習」のフィールドを海外に移して展開。現地スタッフが帯同する小グループ単位でマーケティング調査を行い、商品・価格帯などを把握したうえで屋台運営を実施します。これまで日本国内で経験してきた課題解決に加え、現地での学びを通じて屋台の運営から経済の流れを体感してもらうことを狙いとしています。

屋台運営を実施する市場
屋台運営を実施する市場

学校関係者のコメント:かえつ有明中・高等学校 斉藤綾桂先生

ディープラーニングとグローバルが組み合わさった国際交流プログラムの不足という本校の課題に向き合うために、今回は嘉悦大学経営経済学部生向けの研修プログラムを、高校生向けに開催するに至りました。単なる語学研修ではなく、英語で探究学習を行う国際交流プログラムとして開発しています。一人ひとりが持つ個性と才能を生かし、主体的に行動できる人材の形成に繋がることを期待しています。

マレーシア

多民族国家での異文化探究とキャリアプランニング

株式会社JTB 教育第一事業部×留学情報館×淑徳中学高等学校

プログラム概要

多民族国家・マレーシアにて、様々なバックグラウンドを持つ現地大学生との交流・リサーチ活動を通じて多様な視点から議論を生み出します。また、複数の大学を訪問することで海外大学の研究内容や学習環境に対する理解を深め、進路・キャリアについても考えられるプログラムを実施します。

プログラムの教育効果

国内では難しい多様性を持った探究学習を、海外の大学生との交流のなかで進めることで英語コミュニケーション・異文化コミュニケーションに対する自信をつけます。それにより、参加学生たちの探究心が刺激されることを期待。高校卒業後の進路において、海外進学という新たな選択肢も生み出します。

プログラム行程

  • 1日目

    【PM】飛行機にて一路、クアラルンプールへ

  • 2日目

    【AM】アジア・パシフィック大学にて学生と交流、
    キャンパスツアー・ワークショップ

    【PM】クアラルンプール市内観光

  • 3日目

    【AM】ヘルプ大学にて学生と交流・キャンパスツアー

    【PM】企業訪問、キャリアプラン作成

  • 4日目

    【終日】テイラーズ大学にて学生と交流・キャンパスツアー・ワークショップ

  • 5日目

    【AM】大学生との市内リサーチ活動

    【PM】大学生との市内リサーチ活動、フィールドワークまとめ・プレゼン準備

  • 6日目

    【AM】プレゼン準備

    【PM】プレゼン発表 最終セッション・リサーチ結果の振り返り・キャリアプラン作成

  • 7日目

    【PM】飛行機にて一路、日本へ

クアラルンプール市内ツインタワー
クアラルンプール市内ツインタワー
クアラルンプール市内フィールドワーク(イメージ)
クアラルンプール市内
フィールドワーク(イメージ)

実践的な学びが期待できる
テイラーズ大学でのワークショップ

東南アジア地域No.1 の私立大学であるテイラーズ大学で、リアルに「海外で学ぶ」体験ができるのが大きな特長です。日本の大学ではなかなか目にすることのない、整った研修・研究設備がプラクティカルなワークショップの実施を可能にします。近年では日本人の進学先としても注目を浴びる同大学で、実際にセッションを受けることにより海外進学に対する意識も向上すると考えられます。

テイラーズ大学ビジネスワークショップ一例(TRADING ROOM)

テイラーズ大学ビジネスワークショップ一例(TRADING ROOM)

学校関係者のコメント:淑徳中学高等学校 中倉祐一先生

大学生との交流や大学でのワークショップなどを通じて、「海外の大学への進学」を進路の一つとして考えてほしいと思っています。また、高校での“ 学び” と、大学での“ 研究” の違いを学生たちに意識してもらうということが、今回のプログラムの大きな狙いです。正解のない課題に対して自ら調査方法を考え、アプローチし、結論を出す。その一連の研究の流れを実際に体感し、自身のキャリアを考えるきっかけにもしてほしいと考えています。

ブルネイ・ダルサラーム

ブルネイ・ダルサラーム国における異文化交流教育旅行

株式会社エムアールシージャパン×桜美林高等学校

プログラム概要

本プログラムは、「アントレプレナーシップの育成」を軸に据え、日本人としてほとんど知らない国を知ることから始め、その国と新たに関係を築き、そして新たな価値を創造する体験を創出します。異文化・異宗教との遭遇、英語の語学力向上、治安が良く安全と環境の揃ったブルネイを舞台に新しい教育プログラムを行います。両国の大使館訪問をはじめ、単なる短期研修ではなく、国家間の取り組みに昇華し、意識付けを徹底するのも特徴です。

プログラムの教育効果

アントレプレナーシップには、新しい時代に必要な力の要素が多く含まれています。すなわち異なる価値観・多様性への受容力、問題の発見と解決方法を模索しアウトプットする力、高いコミュニケーション力と協働性、などです。日本から見て全くの非日常の国でこそ、日常の殻を捨てることができ、新たな発見と大きな成長につなげられると考えています。

プログラム行程

  • 1日目

    【AM】飛行機にて一路、バンダルスリブガワンへ

    【PM】専用車にて市内周遊

  • 2日目

    【AM】在ブルネイ日本大使館にて表敬訪問

    【PM】市内周遊

  • 3日目

    【AM】カンポン アイールにて水上集落ツアーなど異文化体験

    【PM】セント ジョージズ スクールにて挨拶

  • 4日目

    【終日】DARe of Brunei にてアントレプレナーシッププログラム

  • 5日目

    【AM】ツトン地区にてマーケット・自然体験

    【PM】ツトン地区にて自然・農業体験

  • 6日目

    【終日】テンブロン地区にて自然・食住文化体験

  • 7日目

    【AM】セント ジョージズ スクールにて授業

    【PM】ブルネイ公立学校にて交流プログラム

  • 8日目

    【終日】ホストファミリーと過ごす

  • 9日目

    【AM】セント ジョージズ スクールにて授業

    【PM】研修旅行全体の振り返り

  • 10日目

    【AM】セント ジョージズ スクールにて授業

    【PM】ホストファミリーと過ごす
    飛行機にて一路、日本へ

市内周遊で訪問するジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク、通称「ニューモスク」
市内周遊で訪問するジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク、通称「ニューモスク」

【ブルネイ・ダルサラーム国とは?】
経済水準が高く裕福
安全に宗教理解を深められる!

ブルネイは、石油や天然ガスの産出で豊かな富を享受する国ですが、世界的にSDGs や脱炭素の動きが強まる中、新たな産業を創出することが大きな課題となっています。本プログラムでは、可能な限り地元ブルネイ人・生徒と時間を過ごせるよう、ほぼ全行程に現地人を巻き込んだ形になっており、日本の学生がブルネイの歴史・文化・宗教・課題に触れ、日本との相違や共通点に気づくこと、そしてアントレプレナーシップを学ぶことを通して両国や世界の課題解決への力を育んでいくことができます。

市内周遊で訪問するブルネイの象徴「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」
市内周遊で訪問するブルネイの象徴
「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」

学校関係者のコメント:桜美林高等学校 宇野真泰先生

このプログラムに参加する生徒には、ブルネイと日本の関係性を知り、今後どのような関係性を築いていけば持続可能な社会・世界を創り出すことができるのか、学生たちが自ら社会課題に向き合う姿勢を育むことを期待しています。また、本校はキリスト教主義の学校ですが、イスラム教の文化に触れることで、キリスト教に対する理解を深められ、自分の世界を広げるきっかけにもなると考えています。