水資源

第44回「水の日」「水の週間」実施状況

 「水の日」及び「水の週間」は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたものです。 年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月の初日を「水の日」(8月1日)とし、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)を「水の週間」として、水に関する様々な啓発行事を毎年実施しており、今回で44回目を迎えます。 国民に広く水が健全に循環することによってもたらされる水の恵みや健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めてもらうため、関係府省や都道府県等と連携し、全国的に水に関する啓発行事を実施しました。
 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、例年開催している「水のワークショップ・展示会」、「水の週間打ち水大作戦in国土交通省」、「子ども霞が関見学デー」は、中止となりました。

 

水の週間中央行事

主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、
       (独)水資源機構、(公財)日本科学技術振興財団、日本放送協会、(一社)日本新聞協会

水を考えるつどい

 例年、「水の日」である8月1日頃に開催している「水を考えるつどい」は、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、秋以降に延期することとしていましたが、今般、新たな取組として、Web配信で開催しました。
 全国の皆さんと一緒に、水循環を学ぶとともに、令和2年6月に閣議決定された新たな「水循環基本計画」に基づく水循環施策について、有識者の方々からご意見を伺います。

【配信日時】令和2年11月7日(土)10:00公開
【配信方法】You Tube(MLIT channel)
【配信URL】https://youtu.be/k2jhekT18OQ
【配信内容】
●主催者代表挨拶:虫明 功臣氏/水の週間実行委員会会長・東京大学名誉教授
●第1部
 ・沖先生の「水循環入門講座」
 私たちが日々の暮らしの中で利用する水と水循環の関係、天気が水循環に与える影響など、専門家の方々の解説を交え、身近な存在である「水」について学ぶ「入門講座」です。

    沖   大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
    南   利幸 氏/気象キャスター(「NHK ニュースおはよう日本(土日祝キャスター)」出演など)
    中村 真優 氏/2020ミス日本「水の天使」・NPO法人こどもの教育を支援する会代表

 ・全日本中学生水の作文コンクールの内閣総理大臣賞受賞者による作文の朗読

    柏原 葵 さん/京都府 綾部市立上林中学校 1年

●第2部
 ・新たな水循環基本計画の始動 ~令和から始まる新・水戦略~
 我が国の水循環施策の道しるべとなる「水循環基本計画」が令和2年6月に改定されました。
 この新たな水循環基本計画で重点的に取り組む「流域マネジメントの更なる展開と質の向上」、「安全・安心な社会の実現」、「次世代への豊かな社会の継承」を中心に、今後の水循環施策の方向性を展望します。

   【パネリスト】
    沖   大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
    指出 一正 氏/株式会社 sotokoto online 代表取締役
    武山 絵美 氏/愛媛大学大学院農学研究科 教授
    立川 康人 氏/京都大学大学院工学研究科 教授
   【コーディネーター】
    若林 伸幸  /内閣官房水循環政策本部事務局長

※本配信動画は、土木学会認定CPDプログラムです。
  (JSCE20-0675 1.0単位)

  • 主催者代表挨拶

  • 第1部写真

  • 第2部写真

水の週間関連行事

第42回 全日本中学生水の作文コンクール

 全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を開催しました。
 平成26年度に施行された水循環基本法により、本コンクールを政府全体の取組とするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、環境大臣賞が創設されました。
 応募総数は国内外から9,444編にのぼり、各都道府県の地方審査、中央審査会の審査等により、最優秀賞1編、優秀賞8編、入選33編及び佳作138編が選ばれました。
 なお、表彰式の開催は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、中止となりました。
(作文のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)


<最優秀賞 1編>

内閣総理大臣賞

 私が使っている水  京都府 綾部市立上林中学校 1年 柏原 葵


<優秀賞 8編>

厚生労働大臣賞

 水と共に生きる  栃木県 佐野日本大学中等教育学校 2年 林 咲結理

農林水産大臣賞
 大地と街を潤す豊川用水  愛知県 豊川市立南部中学校 3年 河邉 心那

経済産業大臣賞
 水の旅  熊本県 熊本市立出水中学校 1年 清水 遥

国土交通大臣賞
 水と関わり合う日々  群馬県 渋川市立渋川中学校 2年 大谷 優斗

環境大臣賞
 未来に繋ぐ優しい水音  宮崎県 宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校 3年 大城 冴和

全日本中学校長会会長賞
 水の向こうにあるもの  愛媛県 愛光中学校 1年 井上 愛理

水の週間実行委員会会長賞

 水のありがたさを知って  栃木県 佐野日本大学中等教育学校 2年 廣瀨 乃々佳

独立行政法人水資源機構理事長賞
 つなぐ・・・水  福岡県 福岡教育大学附属福岡中学校 2年 宇野 誠洋  


<入選 33編> 

入賞者一覧はこちら 〔PDF:449KB〕

 

水資源功績者表彰

令和2年度の水資源功績者は個人:2名、団体:4団体が受賞されました。
 【個人】                  【団体】

  ・森下 裕(福井県)            ・御所湖の清流を守る会(岩手県)
  ・
山本 文雄(福井県)           ・会津若松市立湊小学校(福島県)
                           ・
さけの森林づくり推進協議会(新潟県)
                           ・
有田川町(和歌山県)

 功績概要はこちら(PDF67KB)

 なお、表彰式の開催は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、中止となりました。

水とのふれあいフォトコンテスト

 水とのふれあいフォトコンテストは、平成26年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しました。
 令和2年度は、カラープリント部門で2,497点、SNS部門で1,799点のご応募をいただき、下記のとおり受賞者が決定しました。

『カラープリント部門』
【グランプリ】 国土交通大臣賞                   画題:「水風船破裂」 白石 信夫
【優 秀 賞】 東京都知事賞                     画題:「歴史を覗くと・・・」 中村 一翔
         独立行政法人水資源機構理事長賞       画題:「もうひとつの宮ヶ瀬ブルー」 高津 弘人
【特 別 賞】 審査委員特別賞                   画題:「気分はカウボーイ」 村松 真帆
【特    選】 5名
【入    選】 10名

『SNS部門』 
【グランプリ】 1名 投稿者:あーやん★  
【特 別 賞】 2名 投稿者:3flower 
             投稿者:gogen4115

水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入賞写真は、こちらをご覧ください。(水の日・水の週間ウェブサイト

 

  • 【カラープリント部門 グランプリ】国土交通大臣賞 「水風船破裂」

  • 【SNS部門 グランプリ】投稿者:あーやん★

「水の日」ブルーライトアップ

~日本を青く染めて、「水の大切さ」を考えよう~

 「水の日」である「8月1日」に、より多くの人が「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えていただくため、事業者の協力を得ながら、全国各地の施設を、「水」を連想させるブルーでライトアップしました。

【日 付】 令和2年8月1日(土)
【施 設】 1.さっぽろテレビ塔(北海道札幌市)
       2.マイクロ無線鉄塔(岩手県盛岡市)
       3.東京ビッグサイト(東京都江東区)
       4.アサヒグループ本社ビル(東京都墨田区)
       5.ゆりかもめ新橋駅(東京都港区)
       6.フジテレビジョン(東京都港区)
       7.レインボーブリッジ(東京都港区)
       8.株式会社乃村工藝社(東京都港区)
       9.モザイク大観覧車(兵庫県神戸市)
      10.別府タワー(大分県別府市)

※各施設の点灯時間等の詳細は、
こちらからご覧いただけます。

お近くでご覧になれる施設がありましたら、ブルーライトアップされた施設を家族や友人と一緒に見て、「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えてみませんか。

  • さっぽろテレビ塔

  • レインボーブリッジ

  • 東京ビッグサイト

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 水資源部 水資源政策課宿南
電話 :03-5253-8111(内線31155、31143)

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