渚滑川流域は紋別市、滝上町の1市1町からなり、流域内人口は約13,000人になります。
流域内の産業は、紋別市では漁業関連の食料品製造業・加工品製造業が、滝上町では木材関連の製造業が盛んです。
主な祭りとして滝上町で5月~6月に「芝ざくらまつり」が開かれ、多くの観光客で賑わいます。
河川敷地は上流に公園緑地がありますが、大半は採草地として利用されています。現在、渚滑川の清流や渓谷美、景観など、優れた環境特性を利用したまちづくり計画が推進されています。
発達した河岸段丘は農耕に適し、古くはハッカ、馬鈴薯、エンドウの栽培、近年は酪農に活用されています。また、サケ・マスがのぼり稚魚の孵化・放流も行われ、スポーツフィッシングのメッカとして全国のファンから注目を集めるようになっています。
河川敷地利用としては、上流の滝上町市街周辺でわずかに公園緑地がある程度で、中下流部の大半は採草地として利用されています。
現在、渚滑川の清流や渓谷美、河岸の緑と水面が形成する美しい景観など、河川の優れた環境特性を利用したまちづくり計画が推進されています。