平成10年版 日本海運の現況 〜物流改革を担う〜


連絡先 運輸省海上交通局総務課
TEL 03-3580-3111 内線 6627


目   次

はじめに
トピックで見る日本海運
・FMC制裁措置発動(平成9年9月)
・運輸施設整備事業団設立(平成9年10月)
・日本郵船と昭和海運の合併発表(平成10年3月)
・客船クルーズ事業振興懇談会報告書まとまる(平成10年5月)
・若年船員養成プロジェクト募集開始(平成10年5月)
・内航海運暫定措置事業の導入(平成10年5月)
・港湾運送事業の規制の見直しに着手(平成10年5月)
・外国資格受有者に対する承認制度創設(平成10年5月)
・運輸政策審議会海上交通部会の答申まとまる(平成10年6月)
第1部 海上交通のシステムとその役割
第1章 海外との物資の安定輸送を担う外航海運
  1.外航海運とは
  2.外航海運の果たす役割
第2章 産業基幹物資の国内輸送を担う内航貨物輸送
  1.内航海運とは
  2.内航海運の果たす役割
第3章 人々の生活を支える内航旅客輸送
  1.内航旅客輸送とは
  2.内航旅客輸送の果たす役割
第4章 海陸の結節点として機能する港湾運送
  1.港湾運送とは
  2.港湾運送の果たす役割
<コラム>産業立地競争力
第2部 海上交通をめぐる現状・課題と政策的対応
第1章 外航海運
第1節 外航海運の現状
  1.世界における外航海運の動向
   (1)定期船部門
    (i)世界の主要航路の動向
    (ii)運賃水準の推移
    (iii)コンソーシアムの再編・大手海運企業の合併
   (2)不定期船部門
    (i)不定期輸送市場の動向
    (ii)運賃水準の動向
   (3)その他
    (i)世界の外航船員の状況
  2.日本の外航海運企業の現状と動向
   (1)日本の外航海運企業の運航状況
    (i)我が国の海上輸送
    (ii)我が国商船隊による輸送量
    (iii)我が国商船隊の積取比率
   (2)日本の外航海運企業の経営状況
    (i)外航海運企業の概況
    (ii)平成9年度の海運大手5社の経営状況
   (3)日本籍船の減少
   (4)日本人外航船員の減少
  3.その他
   (1)外航クルーズ等の状況
<コラム>24時間安全を見守る 〜航海当直について〜
第2節 外航海運政策(国際競争力の強化)
  1.自由で公正な国際海運市場の形成に向けて
   (1)多国間、二国間協議における取り組み
    (i)多国間における取り組み
     (A)世界貿易機関(WTO)
      (a)海運継続交渉
      (b)第2回WTO閣僚会議
      (c)中国WTO加盟交渉
     (B)経済協力開発機構(OECD)
     (C)アジア太平洋経済協力(APEC)
     (D)アジア海運フォーラム
    (ii)二国間協議における取り組み
     (A)米国
      (a)FMC制裁問題
      (b)米国の海運政策
       (ア)新運航補助制度(MSP)
       (イ)アラスカ原油の輸送問題
       (ウ)1997年外航海運改革法案
     (B)EU(欧州連合)
      (a)EUの海運競争政策
      (b)海運に対する国家助成についてのガイドライン
     (C)中国
     (D)韓国
     (E)ロシア
   (2)外航海運カルテルの独禁法適用除外制度の見直し
  2.国際競争力の強化
   (1)日本人船長・機関長2名配乗体制の導入
   (2)教育訓練スキームの確立
  3.安全・環境問題への対応
   (1)外航海運の安全対策 〜ISMコードの導入〜
   (2)油濁損害賠償保障制度
   (3)マラッカ・シンガポール海峡における安全対策
  4.外航クルーズへの対応
   (1)外航クルーズの振興
<コラム>タイタニック号沈没 〜その後

第2章 内航貨物輸送
第1節 内航貨物輸送の現状
  1.市場環境 〜景気低迷等に伴う内航船腹の過剰等
   (1)輸送活動の概況
   (2)内航船と船腹需給の現状
   (3)内航船員(旅客船員を含む)の現状
  2.経営状況
第2節 内航海運(貨物)政策(物流効率化、地球環境問題への対応)
  1.内航貨物輸送活性化への取り組み(船腹調整事業の解消等)
   (1)船腹調整事業の解消
   (2)内航海運の運賃協定の見直し
  2.モーダルシフトの推進


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