【平成29年度】国府市場の家
最終更新日：令和5年3月16日
岡山県岡山市の事例です。
事業概要
●建設地：岡山県岡山市
●地域区分：6 地域
●設計者：一級建築士事務所（有）バジャン
●竣 工：平成 31 年 2 月
●用 途：専用住宅
●構造・階数：木造軸組・地上 1 階
●敷地面積：415.53 ㎡
●延床面積：93.14 ㎡
●建築面積：93.14 ㎡
●地域区分：6 地域
●設計者：一級建築士事務所（有）バジャン
●竣 工：平成 31 年 2 月
●用 途：専用住宅
●構造・階数：木造軸組・地上 1 階
●敷地面積：415.53 ㎡
●延床面積：93.14 ㎡
●建築面積：93.14 ㎡
提案概要
●地方都市郊外の住宅地に建つ住宅で、周囲に溶け込む平屋建てとし、地域に今でも用いられている焼杉材を使用することによって、地域景観にも配慮している。地域の風向特性（南北の卓越風）にも配慮し、開口部と内部建具（襖）により、通風を促進するとともに、掃き出し窓や天窓によって、採光や快適性の向上を図っている。夏の高湿に対しては、多面的な対策によって、結露防止や耐久性向上を図っている。また、イグサの産地であることから、稲藁畳床の採用を通じた生産・製造技術の伝承を意図している他、来客や近隣の訪問に対する南入りの大きな玄関、濡れ縁、掃き出し窓などの取り組みを採用している。
●地域の気候風土に応じた木造建築の要素技術については、小屋組現しかつ野地現し、土塗壁、開放的な床下（石場建て）、地場で製作される木製建具、無双窓、竿縁天井、土間（三和土）等、幅広く採用している。
●現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する対策については、南北の続き間（さらにLDKとも連続し、空間の可変性も有する）、深い軒庇、多層構成の建具、床板張り既存樹木を活かした生垣の新設、地域産材の使用、地域の職人・大工の登用等、全般にわたって幅広く対策を講じており、デザインとして地域の気候風土を読み込んだ提案となっていると考えられる。
●地域の気候風土に応じた木造建築の要素技術については、小屋組現しかつ野地現し、土塗壁、開放的な床下（石場建て）、地場で製作される木製建具、無双窓、竿縁天井、土間（三和土）等、幅広く採用している。
●現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する対策については、南北の続き間（さらにLDKとも連続し、空間の可変性も有する）、深い軒庇、多層構成の建具、床板張り既存樹木を活かした生垣の新設、地域産材の使用、地域の職人・大工の登用等、全般にわたって幅広く対策を講じており、デザインとして地域の気候風土を読み込んだ提案となっていると考えられる。
地域の気候風土への適応・環境負荷低減対策
●続き間：南北２室が和室の続き間。さらにLDK含め３室が続き間。
●深い軒・庇：軒の出1,200mm
●多層構成の建具：木製ガラス戸、障子、網戸の組み合わせとなっている。
●土塗壁・下地窓：厚さ60mm 竹摺下地、竹小舞下地が使われている。
●開放的な床下（石場建て）：通気・乾燥が見込める開放的な床下工法としている。
●三和土：玄関に三和土の土間空間を設けている。
●無双窓：玄関に無双窓が設けられている。
●建物周囲の環境配慮：既存樹木を生かし、生垣を新たに設けている。
●深い軒・庇：軒の出1,200mm
●多層構成の建具：木製ガラス戸、障子、網戸の組み合わせとなっている。
●土塗壁・下地窓：厚さ60mm 竹摺下地、竹小舞下地が使われている。
●開放的な床下（石場建て）：通気・乾燥が見込める開放的な床下工法としている。
●三和土：玄関に三和土の土間空間を設けている。
●無双窓：玄関に無双窓が設けられている。
●建物周囲の環境配慮：既存樹木を生かし、生垣を新たに設けている。
建築
国土交通省住宅局参事官（建築企画担当）付
電話 :03-5253-8111
電話 :03-5253-8111
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