【平成28年度】小さく住む家
最終更新日：令和5年3月16日
熊本県熊本市の事例です。
事業概要
●建設地：熊本県熊本市
●地域区分：6 地域
●設計者：すまい塾 古川設計室（有）
●竣 工：平成 30 年 3 月
●用 途：専用住宅
●構造・階数：木造軸組・地上 1 階
●敷地面積：210.09 ㎡
●延床面積：71.79 ㎡
●建築面積：79.61 ㎡
●地域区分：6 地域
●設計者：すまい塾 古川設計室（有）
●竣 工：平成 30 年 3 月
●用 途：専用住宅
●構造・階数：木造軸組・地上 1 階
●敷地面積：210.09 ㎡
●延床面積：71.79 ㎡
●建築面積：79.61 ㎡
提案概要
●平屋建ての、小家族のための小規模な住宅。高温多湿で雨量が多い建設地の気候風土に対して、深い軒庇、夏場は窓を開放して就寝可能となる格子網戸付きの南の大窓（木製でフルオープンとなる）や、それ以外の北東西各方角の木製面格子付きの建具、シロアリ被害の点検が容易な石場建て、床下の冷気を室内に誘う床下換気システム（冬期以外）などの技術が採用されている。
●地域の気候風土に応じた木造建築の要素技術については、土塗壁、地場製作の木製建具、土間、下地材を用いない単層床板張りを採用している。
●現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する対策については、多層構成の建具、土壁塗り、薪ストーブ、地元職人による工事、地域産材の使用や古材のリサイクルなどの対策や暮らし方を講じている。併せて、外壁（土塗壁の外側）・屋根・床の断熱構造化（自然素材系断熱材を使用）を施し、また地場にある自然材料を多用しているために修繕がしやすいことや、生産時・処分時のエネルギー低減となることも考慮している。
●地域の気候風土に応じた木造建築の要素技術については、土塗壁、地場製作の木製建具、土間、下地材を用いない単層床板張りを採用している。
●現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する対策については、多層構成の建具、土壁塗り、薪ストーブ、地元職人による工事、地域産材の使用や古材のリサイクルなどの対策や暮らし方を講じている。併せて、外壁（土塗壁の外側）・屋根・床の断熱構造化（自然素材系断熱材を使用）を施し、また地場にある自然材料を多用しているために修繕がしやすいことや、生産時・処分時のエネルギー低減となることも考慮している。
地域の気候風土への適応・環境負荷低減対策
●深い軒・庇：軒の深さ：1225mm、926mm
●多層構成の建具：主要な開口部には内障子を設置している。
●土塗壁：厚さ：60mm
●木製建具：内障子に木製の古建具が数か所で使用されている。
●床板張り：床材に杉縁甲板30mmが使われている
●複数の窓の位置による通風への配慮：床下からの外気導入を図っている。
●畳の使用：和室の畳に本畳を使用している
●地域産の材料の使用：熊本南の大関山から産地購入した木材を乾燥させて使用している。
●地域の建築職人・大工の登用：瓦と設備機器以外は地元で調達できる建材を使用している。地元の職人による工事である。
●多層構成の建具：主要な開口部には内障子を設置している。
●土塗壁：厚さ：60mm
●木製建具：内障子に木製の古建具が数か所で使用されている。
●床板張り：床材に杉縁甲板30mmが使われている
●複数の窓の位置による通風への配慮：床下からの外気導入を図っている。
●畳の使用：和室の畳に本畳を使用している
●地域産の材料の使用：熊本南の大関山から産地購入した木材を乾燥させて使用している。
●地域の建築職人・大工の登用：瓦と設備機器以外は地元で調達できる建材を使用している。地元の職人による工事である。
建築
国土交通省住宅局参事官（建築企画担当）付
電話 :03-5253-8111
電話 :03-5253-8111
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