2月12日(金)、オスロにあるノルウェー貿易産業漁業省おいて、「海事分野の将来技術とファイナンスに関する日ノルウェー連携ワークショップ」が開催されました。
本ワークショップは、国土交通省、ノルウェー貿易産業漁業省の他、ノルウェー船主協会、イノベーションノルウェー、ジャパンシップセンター、フリチョフナンセン研究所(FNI)が共催として加わり、日本・ノルウェー両国間の海事分野の協力関係をさらに拡大すべく、また、新技術における具体的な協力分野を模索すべく開催されました。
ワークショップには、両国より、エネルギー、海運、造船、ファイナンス等、海事分野の企業や団体の技術・財務責任者等70名以上が参加し、イダ・スカード貿易産業漁業省海事局長からの挨拶のほか、ノルウェー政府からは2015年に策定された海事戦略、国土交通省からは日本の海事新技術・ファイナンスに関する施策についての情報交換がなされました。また、具体的な将来技術として、LNG燃料船、液体水素サプライチェーン、ビッグデータとIoTに焦点を絞り、両国専門家によるプレゼンテーション及び質疑を実施しました。
また、ワークショップ内の議論のみならず、議場外においても活発な議論が行われたほか、ディレク・アイハン貿易産業副大臣も会場を訪れ、講演者や参加者との議論に参加ました。