uc22-038

ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画

実施事業者アルテアエンジニアリング株式会社 / 一般社団法人横浜みなとみらい21
実施場所横浜市みなとみらい21地区
実施予定-
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3D都市モデルを活用したローカル5G電波の伝搬シミュレーションシステムを開発。簡易かつ効率的にローカル5G基地局の配置計画の立案を可能とする。

実証実験の概要

全国において新たな高速大容量情報通信ネットワークである「5G」の整備・活用が推進されている。その中でも、通信事業者以外の様々な主体が自ら5Gシステムを構築可能な「ローカル5G」を活用し、地域課題解決に活かそうとする取組が進展している。

今回の実証実験では3D都市モデルを活用した5G電波の電波伝搬シミュレーションを行い、エリア全体をカバーするために最適な基地局の配置プランの検討を可能とする手法を開発する。また、実際に5G基地局を設置し、実測値とシミュレーション結果を比較する精度検証を行うことで、基地局配置シミュレーションの有用性を検証する。

実現したい価値・目指す世界

横浜市では、みなとみらい21地区において5Gネットワーク整備の促進とその活用実証事業が進められている。また、将来的にはみなとみらい21地区全体を5G活用実証事業エリアと設定し、自動運転やエンタメソリューションなどさまざまな実証事業を展開していく構想が進められており、5Gを活用した地域課題解決の機運が高まっている。

他方、5Gは高速大容量の通信が可能であるが、電波の届く範囲は狭く、直進性が高いため建物等の障害物の影響を受けやすく、エリア全体に的確に5Gの電波を行き渡らせる基地局配置を計画することが難しい。このため、ローカル5Gの運用では、基地局を実際に配置してから配置を調整するなどのコストが発生し、5Gユースケースの創出の課題となっていた。

今回の実証実験では、建物の形状を精緻に再現する3D都市モデルの特徴を活用し、5G電波の伝搬範囲をシミュレーションするシステムを開発。その結果に基づき基地局の位置、電波放射向き、設置の高さなど、エリア全体をカバーするために最適な基地局の配置プランを検討可能とすることで、5Gユースケースの創出を促進する。

3D都市モデルを活用して簡易かつ効率的にローカル5G基地局の配置計画の立案を可能とする手法を確立することで、5Gの早期ネットワークの整備・活用を促進し、5Gを活用した新たな製品・サービスの創出を目指す。

対象エリアの地図(2D)
対象エリアの地図(3D)