第一分冊
目 次
主 文
事 実
第一 当事者の求めた裁判
一 控訴人ら
二 被控訴人
第二 事案の概要
第三 当事者の主張
第四 本件各請求の根拠及び要件に関する当事者の主張
一 控訴人らの主張
1 はじめに
2 権利侵害
3 事業の公共性=公共の利益の存在
4 被害防止対策
5 受忍限度論について
二 被控訴人の主張
1 主位的請求(本件堰建設の差止請求)について
2 差止請求の根拠及び要件
3 事業の公共性=公共の利益の存在
4 被害防止対策
5 受忍限度論について
第五 証拠
理 由
第一 本件各請求の法的根拠の有無
一 はじめに
二 集団的権利としての環境権、安全権
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三 |
民事差止等の請求と良好な自然環境の享受を目的とする環境権
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四 本件各請求の法的根拠
第二 前提となる事実関係
(当事者、本件事業の概要等、本件堰の構造とゲート操作)
第三 本件堰の建設差止請求(第一次請求)の当否
第四 本件堰の収去請求(第二次請求)の当否
第五 本件堰ゲート扉の閉鎖禁止請求(第三次請求)の当否
一 はじめに
1 第三次請求が許容されるための一般的要件
2 立証責任
3 判断すべき争点の範囲
二 地震及び洪水に対する安全性
1 原判決の引用
2 まとめ
三 高潮及び津波に対する安全性
1 控訴人らの主張
2 原判決の引用
3 高潮について
4 津波について
5 高潮、津波と控訴人らの被害との因果関係
6 まとめ
四 地盤漏水
1 控訴人らの主張
2 原判決の引用
3 新たな数値解析
4 本件堰運用開始後の状況
5 控訴人らの主張に対する判断
6 まとめ
五 河床浚渫による河床変動、板取ダム問題
六 環境問題
1 はじめに
2 本件堰完成後の状況
3 控訴人らの主張に対する判断
(一) 本件堰下流域におけるへドロの堆積について
(二) アユ等の遡上について
4 今後の監視態勢
5 まとめ
七 まとめ
第六 結論
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