バリアフリー基準のうち、建築物内に設ける「車椅子使用者用便房・駐車施設の設置数」「車椅子使用者用客席」については、建築設計標準の普及等を通じて規模に応じた複数整備が進展しているものの、高齢者、障害者等の外出機会の増大等に伴い、バリアフリー化を着実に進めるための環境整備が求められているところです。
このため、「建築設計標準フォローアップ会議」に、当事者団体、施設管理者関係団体等を交えた「建築物のバリアフリー基準の見直しに関する検討WG」を設置し、「車椅子使用者用便房・駐車施設」や「車椅子使用者用客席」といった設置数に関する基準について、整備状況等の現状分析を実施するとともに、基準見直しの方向性について検討します。