港湾

産直港湾「堺泉北港」を核とした阪神港等を通じた農産物の輸出拡大

 国土交通省は、農林水産省と連携し、農林水産物・食品の輸出産地による海外への直航サービスを活用した輸出を促進するための地による海外への航サービスを活用した輸出を促進するための港湾である「産直港湾」」(特定農林水産物・食品輸出促進港湾)を支援する取組を進めております。
 今般、大阪港湾局より申請のあった「農林水産物・食品輸出促進計画」を認定し、認定書授与式を令和4年5月24日(火)に行うこととします。
 今後、同計画に基づく取組により、我が国の高品質な農産物へのアジア等からの需要に応え、堺泉北港を核とした阪神港等を通じた農産物の輸出拡大を図っていくことが期待されます。

 「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)等において、農林水産物・食品の輸出額を2030年までに5兆円とする目標が設定されたことを踏まえ、港湾を通じた農林水産物・食品の輸出をこれまで以上に促進するため、国土交通省では、農林水産省と連携し、産直港湾を支援(※)する「特定農林水産物・食品輸出促進港湾形成事業」を進めております。

※ 港湾やその近傍で不足している輸出機能を強化することを目的とし、港湾管理者等から申請された計画が、国に認定されることで、同計画に定められた小口貨物等の積替を円滑化する施設や、リーファーコンテナの電源供給施設の整備への支援等を受けられることとなる(「産直港湾」制度)。

 本事業に基づき、堺泉北港を核とした阪神港(大阪港・神戸港)等を通じた農産物の輸出拡大を図るための「農林水産物・食品輸出促進計画」について、大阪港湾局からの申請を受けて、国土交通省港湾局が認定を行います。今後、同計画に位置づけられた、堺青果センターにおけるバンニング(コンテナ積み込み)時のコールドチェーン確保のための温度・衛生管理が可能な荷さばき施設の整備への支援等を行ってまいります。

 今般、本計画の認定に際し、下記のとおり認定書授与式を行います。なお、本認定によって堺泉北港は清水港に次ぐ2港目の産直港湾(令和3年4月の産直港湾制度開始以降)となります。

<計画のポイント>
・ 堺泉北港の堺青果センターには、国内有数の農産物の集荷・販売拠点である大阪市中央卸売市場・大阪府中央卸売市場等を通じて全国の産地から多種多様な品目の農産物が集荷され、仕向地や品目等に応じて外貿コンテナの輸出拠点である阪神港等を通じて農産物が輸出されている。
・ 今後、本輸送ルートのさらなる強化に向けて、当該センターにおけるバンニング時のコールドチェーン確保のため、温度・衛生管理が可能な荷さばき施設の整備等を通じて輸出品の品質向上を図るとともに、輸出の川上から川下までの関係者からなる協議会を設置し、輸出に関する問題点への対応を検討・実施することなどにより、我が国の高品質な農産物へのアジア等からの需要に応え、堺泉北港を核とした阪神港等を通じた農産物の輸出拡大を図る。


              記

<産直港湾「堺泉北港」における農林水産物・食品輸出促進計画認定書授与式>
  1. 日 程:5月24日(火)13時30分~13時50分
  2. 会 場:堺青果センター会議室(大阪府堺市堺区築港南12-1)
  3. 出席者:大阪港湾局長 丸山(まるやま) 順也(じゅんや)
         国土交通省港湾局長 浅輪(あさわ) 宇充(たかみつ)(リモート出席)
         農林水産省大臣官房審議官 安楽岡(やすらおか) 武(たけし)(リモート出席) ほか

※当日は、取材(会場・WEB)が可能です。取材を希望される報道関係者は別紙3「取材登録」を参照の上、5月20日(金)17時までにメールでお申し込みください。会場で取材される場合は、当日13時15分までに会場にお集まりください。なお、会場ではマスクをご着用いただくなど、新型コロナウイルス感染症予防対策にご協力をお願いいたします。

報道発表資料

  • 港湾海洋沿岸域情報提供センター
  • 港湾の施設の技術上の基準について
  • 港湾地域強震観測
  • 参加者の有無を確認する公募手続
  • あなたの町のハザードマップ
  • 全国波浪観測情報ナウファスリアルタイム
  • 風力発電(全国港湾風況マップ)
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  • 海・遊・学!
  • 臨海部土地情報~みなとの土地情報~

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