水管理・国土保全

  

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地域と吉野川

吉野川を守ろう
自分達の手で育む美しい吉野川
吉野川は、上流・中流・下流でそれぞれ変化に富んだ姿を我々の前に現します。各地域でさまざまな川とのつながりがあり、イベントなどが行われ、河川と親しむことができます。

吉野川流域に暮らす人たちが自分たちの手で吉野川を守ろうという、「アドプトプログラム吉野川」と名付けられたボランティア活動があります。吉野川の堤防や河川敷を企業や住民グループと養子縁組(アドプト)をし各団体で定期的に清掃美化する活動です。

130を超える団体が登録し、約90kmの区間を清掃美化しています。


アドプト団体による清掃




地域と川の繋がり
ひょうたん島クルーズから眺めた町並み
下流の徳島平野は支川の新町川などが入り組み三角州を形成しています。徳島市の中心にある、川中島はひょうたん島と呼ばれ、NPO法人「新町川を守る会」が運営するひょうたん島クルーズで川の中から町並みを眺めることができます。


ひょうたん島クルーズ




吉野川の魅力を発信
家族で来て、見て、知って、楽しもう吉野川
吉野川の河川敷はグランドなどに使用され、そこで夏季には地元ボランティアが運営する「吉野川フェスティバル」が開催され、国土交通省でもPRブースや体験コーナーなどで参加しています。

秋には家族で参加できる「ファミリーハゼ釣り大会」が開かれ多くの市民が参加しています。


トンネル点検車試乗体験コーナー



ファミリーハゼ釣り大会



吉野川の竹林
吉野川の竹林の役割
吉野川に沿った竹林は中流域の代表的景観となっています。現在のような規模の築堤が困難だった江戸時代、洪水の被害を減らすため竹の植え付けが奨励されました。地下茎がからんだ竹林は、洪水時の水勢を弱めるとともに、流木や土石が田畑などに流れ込むのを防ぐ役割を果たしました。水辺の楽校山川バンブーパークは、竹林の一部を整備して広場を作り、川に親しむ施設となっています。


吉野川沿いの水防竹林


山川バンブーパーク



吉野川上流の渓谷美
ゆったり楽しめる大歩危峡の遊覧船

上流の大歩危・小歩危峡はV字渓谷を形成し、急峻な渓谷美が全国的に有名です。ここではインストラクターの指導のもと激流を下る「ラフティング」が体験できます。また、ゆったりと渓谷美を楽しみながら川下りしたいなら遊覧船による「大歩危下り」もあります。


大歩危峡の遊覧船




地域との交流
イベントを通じた流域住民との交流体験

水辺の楽校が整備された周辺において、ロープワーク体験や防災体験(降雨体験車・土石流3Dシアター)、野鳥観察会などを開催しています。

防災体験や自然学習などを通じて、流域住民の方々と交流を深め、吉野川に親しみを持っていただける場となっています。


ロープワーク体験


野鳥観察会




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