用語集「は」~「へ」

パークアンドライド 都市の外縁部において、1人乗り車から鉄道等の大量公共交通機関へ乗り換える手法。
バース 船が着岸し、荷物の積み卸しを行うための場所。岸壁、さん橋等を指す。船の種類、大きさにより水深、延長が異なる。(→岸壁、さん橋)
廃棄物処理施設整備事業 良好な港湾環境の保全を図るため廃棄物埋立護岸や海洋性廃棄物処理施設、海水油濁防止施設の整備を行う事業
廃棄物海面処分場延命化施設 港湾における廃棄物海面処分場をできるだけ長く利用できるようにするとともに埋立後の造成地の高度な利用を図るために、廃棄物海面処分場で埋立に用いられる廃棄物等を減量化する機能を有する施設。本施設は民活法の特定施設となっている。
廃棄物埋立護岸 廃棄物を適切に埋立処分するための護岸。港湾においては、内陸部で廃棄物最終処分場を確保することが困難になっている深刻な状況に対応し、廃棄物の減量化、再利用の促進を前提に、廃棄物海面処分場の整備を推進している。
排水性舗装 多孔質な表層から浸透させた雨水を直下の不透水層で路側の排水施設に排水させる舗装。透水性舗装とは異なり、路盤以下に水を浸透させない。雨天走行時の安全性向上のほか、タイヤ摩擦音の一部が表層内の空隙に吸収されることにより、道路交通騒音の発生を減少させる等の効果がある。
白書等データベースシステム 国土交通省で発行している白書等の文字情報をデータベースとして構築し、ホームページ上で電子的に提供するシステム。
ハザードマップ 火山噴火や洪水、土砂災害、津波等の自然災害に対して、被害が予測される区域および避難地・避難路等が記載されている地図。
バスターミナル 旅客の乗降のためバス事業用の自動車を同時に二両以上停留させることを目的とした施設であって、乗合バス事業者が自ら使用することを目的として設置したバスターミナルを専用バスターミナルといい、それ以外のものを一般バスターミナルという。
バスロケーションシステム
[bus location system]
バスの走行位置をバス停等で表示し、バス待ち客の利便を向上するシステム。
パブリックアクセス 人々が安全かつ快適に海辺に近づくことができること。
バラスト水 船舶の姿勢をコントロールするために取りこむ海水。
バリアフリー
[barrier free]
高齢者・障害者等が社会生活していく上での物理的、社会的、制度的、心理的及び情報面での障害を除去するという考え方。例えば、公共交通機関のバリアフリー化とは、高齢者・障害者等が公共交通機関を円滑に利用できるようにすること。
波力発電 波エネルギーを利用して発電を行うこと。空気室内の水位が上下することで空気が圧縮・膨張し、ノズル内に空気流を発生させてタービンを回す。波エネルギー利用型防波堤の技術が確立され、現在実用化に向けた取り組みを行っている。
バルク(ばら積み)貨物 包装・梱包せずにそのまま船に積み込み輸送する貨物の総称。
ヴァンクーヴァー会合
[Vancouver]
APEC(アジア太平洋経済協力)において、ヴァンクーヴァー会合により、各メンバーの行動計画の改定が行われた。10年11月のクアラルンプール会合からは、ロシア、ヴェトナム、ペルーの3カ国が正式に参加することとなった。
番水 かんがい地域を適切に区分し、それぞれに限られた時間ずつ、順番にかんがいすること。一般に干ばつ時に行われるが、水不足地区では常時行われることもある。
半島振興法 三方を海に囲まれ、幹線交通体系から離れているなどの制約の下にある半島地域の活性化を図るため、昭和60年に制定された法律。現行法は平成17年に10箇年の延長改正。
この法律に基づき23地域が半島振興対策実施地域に指定され、都道府県知事が策定した半島振興計画に基づき、交通通信施設の整備、産業及び観光の振興、生活環境の整備、文化の振興等を進めている。
反復利用 上流の水田にかんがいした用水のうち一部が排水路に流出したり、土中に浸透した後に排水路に再び浸出したりした水を下流の水田で再利用すること。
反復利用率 排水路に流出した水量に対する反復利用される水量の割合。
汎用受付システム →国土交通省オンライン申請システム
用語 解説
ヒートアイランド現象 都市部の地表面における熱収支が、都市化に伴う地表面の改変(地面の舗装、建築物)などにより変化し、都心域の気温が郊外に比べて高くなる現象をいう。これにより、
・ 夏期の都市の不快さ(都市の快適性の問題)
・ 夏期の冷房用電力消費の増大
・ 都市の乾燥化(地表面の改変に伴う蒸発量の減少)
・ 冬期の大気汚染の助長
等の問題が発生する他、近年夏期の都市域において頻発している短時間の集中的な降雨現象との関連が指摘されている。
東アジア1日圏 日本の各地域と東アジア各国との間で、出発したその日のうちに到達でき、一定の用務が行えるなど日本と東アジア地域との行き来が手軽になることをイメージした国際交流体系。対アジアゲート、グローバルゲート、国内アクセス交通等により形成される。
飛行場と空港 飛行場とは、航空機が離着陸し得る諸施設の総体として一般に使用されている言葉であるが、明確な定義は存在しない。一方空港は、空港整備法においては「主として航空運送の用に供する公共用飛行場で、政令で定めるもの」と定義され、具体的には、東京国際空港、中部国際空港等個々の飛行場を指定して何々空港と呼び、空港整備に関する費用の負担補助等の法的効果を与えている。
飛行場予報 離着陸する航空機及び飛行計画作成に必要な風向風速、視程、天気、雲量、雲底の高さについての量的・時系列的予報のことで、我が国では主要空港を対象に発表される。長距離飛行用、短距離飛行用、着陸用、離陸用、ボルメット放送用の5種類の飛行場予報がある。
ビジット・ジャパン・キャンペーン 2010年までに訪日外国人旅行者数を1,000万人にするとの目標を達成するため、官民一体で推進している外国人旅行者を我が国に誘致するための取組。日本の観光魅力を海外に発信するとともに、日本への魅力的な旅行商品の造成を支援。
避難港 暴風雨に際し小型船舶が非難のために停泊することを主たる目的として、通常貨物の積卸又は乗降の用に供されない港湾。
ヒューマンエラー 人間と機械が協調して目的を達成するためのシステムの中で、人間の側が自分に割り当てられた仕事、あるいは人間の運転者等に期待された能力の水準を満たすことに失敗したため、システム全体がトラブルを起こしたり、動作停止状態になったりしたもの。
ビルジ 船底にたまった油性混合物。
不安定取水 水源となる水資源開発施設が完成していないため、河川流量が豊富な時にのみ可能となる取水で、河川流量が少ない時(利水計画の基準となる河川流量以下に減少した時)には取水することが困難となる河川からの取水。
富栄養化 水中の溶存物とくに栄養塩類の増加による植物プランクトンなどの生物生産が増大する現象。
フェニックス計画 地方自治体や事業者が個々に廃棄物最終処分場を確保することが困難な、高密度な土地利用が進んでいる地域において、共同で利用できる広域廃棄物最終処分場の整備を進めるもの。現在は、大阪湾において、計画に基づいた広域的な廃棄物の受け入れが行われている。
フォワーダー
[forwarder]
荷主の依頼を受けて、有償で他の運送事業者の運送手段(船舶、航空、鉄道、貨物自動車)を使って貨物の運送を引き受ける事業を行う者。
複合一貫輸送 特定の貨物を船舶、鉄道、自動車、航空機など種類の異なる2つ以上の輸送手段により輸送する方式。
複合一貫輸送 特定の貨物を船舶、鉄道、自動車、航空機など種類の異なる2つ以上の輸送手段により相次いで輸送する方式。(参考)モーダルシフト
浮体式防災基地 大規模地震発生時に被災港に曳航し、避難生活及び復旧活動等を支援する防災基地とすることを目的とした浮体式構造物。
ふ頭用地 ふ頭の機能を発揮するために必要な用地。具体的には荷捌き施設、旅客施設、保管施設、港湾厚生施設、港湾管理施設等のための用地である。
不動産鑑定士 不動産の鑑定評価に関する法律に基づき、国土交通大臣の登録を受け、不動産鑑定士又は不動産鑑定士補の名称を用いて不動産鑑定業者の業務に関し、不動産の鑑定評価を行う者。
不動産鑑定評価手法 不動産の価格を求める鑑定評価の手法。原価法、取引事例比較法、収益還元法に大別される。
不動産投資インデックス 不動産の収益率を表したものであり、不動産投資を合理的に検討し、投資成果を客観的に作成するための指標。不動産投資インデックスを作成するためには、個別の投資対象不動産における一定期間の総収益(賃料収入等)から総費用(維持・管理費、修繕費、固定資産税等)を差し引いた純収益と、一定期間内の期首・期末における資産額(鑑定評価額)等が必要になる。
投資に際しての市場の判断や資金配分などを決定するためのマーケットインデックス、実際に行われた不動産投資の成績を事後的に評価するベンチマークインデックスがある。
フミン質 水中や水底堆積物などに含まれる動植物が微生物分解を受けて生成した分子量数百から数十万の天然有機物であり、腐植質ともいう。その成分はフミン酸、フルボ酸およびヒマトメラニン酸に分類される。また自然由来のトリハロメタン生成原因物質(前駆物質)として知られており、フミン質を多く含む表流水が浄水過程で塩素処理されることによりトリハロメタンが発生する。
ふゆトピア ふゆトピアは、国土交通省が進めている、活力ある北国の生活文化の創造を目指し、雪に強い快適な冬の生活環境づくりを行う各種施策の総称である。
この施策は、治水、道路、都市公園、下水道、住宅、港湾、農業農村整備、水産基盤整備事業といった北海道開発事業の広範な分野で実施されるとともに、これを活用した野外活動が実施されるなど、地域住民の冬の生活環境の向上や北海道型ライフスタイルの実現に貢献している。
フリーゲージトレイン(軌間可変電車) 新幹線と在来線ではレールの幅(軌間)が違うため直通運転ができませんが、車輪の左右間隔を自動的に変えることで直通運転を可能とする電車、それがフリーゲージトレイン(軌間可変電車)です。乗り換えがなくなることにより、乗客の利便性が飛躍的に向上することが期待されている。平成9年度から本格的な技術開発を行っており、米国コロラド州プエブロの鉄道試験線における高速耐久試験等に引き続き、国内における各種試験を行い、実用化に向けた技術的検証・評価を行っている。
ブリッジ認証局(BCA) 電子申請において行政機関側認証局と民間側認証局の認証関係の結節点の役割を担う。ブリッジ認証局は、各府省認証局と民間認証局等との間の相互認証を仲介することにより、各府省認証局と民間認証局等が個別に相互認証することの煩雑さを解消する。また、各府省認証局が発行する官職の公開鍵証明書(官職証明書)及びその失効情報を一元的に提供することにより、申請者は当該公開鍵証明書の有効性の検証を効率的に行うことができる。さらに、民間認証局が発行する申請者の公開鍵証明書(申請者証明書)の有効性検証機能を各府省に対して提供することにより、政府認証基盤全体の効率的な運用を可能なものとしている。
ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業 地域の歴史性を活かすなど、個性的で魅力ある都市景観の形成を図ることにより総合的な整備を行う土地区画整理事業。
フルプラン →水資源開発基本計画
プレジャーボート スポーツ又はレクリエーションに用いられるヨット、モーターボート、水上オートバイ等の小型船舶の総称。
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