観光DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進

最終更新日:2026年5月15日

 先進的な技術の活用を図りながら観光分野の DX を推進することにより、旅行者の利便性向上及び周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化等 を図る。具体的には、シームレスに宿泊、体験等に係る予約・決済が可能な地 域サイトの構築、その時・その場所・その人に適した情報のレコメンド、宿泊 事業者における顧客予約管理システム(PMS)の導入等による業務効率化及びサ ービスの高付加価値化、観光地域づくり法人(DMO)等における旅行者の旅マエ・ 旅ナカ・旅アトの予約・移動・宿泊・購買データ等を用いたマーケティング及 び観光地経営の戦略策定等の取組を推進する。 また、観光地域づくり法人(DMO)については、外部人材の登用やプロパー人 材の新規採用による人材確保等を促進する。 加えて、事業者間・地域間の API 連携等を促進するため、連携するデータの 仕様統一化等の取組を推進する。 これらの取組を通じて、宿泊事業者における地域単位での予約情報や販売価 格等の共有によるレベニューマネジメント等、事業者間・地域間のデータ連携 の強化による広域での収益最大化に向けた取組を推進する。 また、生成 AI 等の最新技術の各分野での活用状況を踏まえつつ、今後、観光 分野においてもこれらの活用を検討していく。 
 ※【観光立国推進基本計画】より

観光DXとは

 「観光DX」とは、業務のデジタル化により効率化を図るだけではなく、デジタル化によって収集されるデータの分析・利活用により、ビジネス戦略の再検討や、新たなビジネスモデルの創出といった変革を行うものと位置付けられます。
 観光地においては、課題の解決に向けて、地域や関係事業者と連携を図りつつDXに取り組んでいくことが大切です。
 DX対応については、旅行者の利便性向上・周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化、観光デジタル人材の育成・活用の観点を踏まえ、地域の実情に応じて推進していくことが重要です。
 

DX

観光DX推進のあり方に関する検討会

 観光産業・観光地が抱える課題をDXの推進により解決を図るため、「観光DX推進のあり方についての検討会」を開催し、将来ビジョン、中長期的方策、ロードマップ等について検討を行い、その結果を取りまとめて公表しました。検討会で設定したKPIとロードマップについて、課題解決に向けて最適な取組が行われるよう定期的に進捗状況を測定するとともに、見直しの要否について議論しています。

令和8年度

 令和8年度は、観光地・観光産業が抱える課題の解決を通じた持続可能な観光地域づくりに向けて、全国の観光地のコンテンツの販路拡大・観光産業の生産性向上に資するデジタルツールの導入支援や、DX活用に向けた専門人材による伴走支援を実施するとともに、DX技術を活用した各地域の課題解決モデルの構築等を実施する。

補助事業

 令和8年度は、DXの推進を通じて、観光地におけるコンテンツの販路拡大・マーケティング強化や観光産業におけるレベニューマネジメント等の収益・生産性向上に資するデジタルツール(生成AI等)導入の支援や、DX推進に向けた専門人材による伴走支援を実施します。

全国の観光地・観光産業における観光DX推進事業

令和7年度

 令和7年度は、地域の多様なコンテンツの販路拡大・マーケティング強化、観光産業の収益・生産性向上に資するデジタルツールの導入支援、DX活用に向けた専門人材による伴走支援を実施するとともに、「稼げる地域・稼げる産業」の実現につながる先進モデルの構築に向けた3つのテーマに関する実証事業に取り組みます。

補助事業

 令和7年度は、DXの推進を通じて、観光地における消費拡大や観光産業の収益・生産性向上を図るべく、地域の多様なコンテンツの販路拡大・マーケティング強化、レベニューマネジメント等に資するデジタルツールの導入支援や、DX活用に向けた専門人材による伴走支援を実施します。

全国の観光地・観光産業における観光DX推進事業

※公募は終了しております。

モデル実証事業

令和7年度「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」の採択案件の一覧

 令和7年度は、DXの推進を通じて全国的に「稼げる地域・稼げる産業」を創出することで各地に観光の恩恵を行きわたらせ、地域一体での持続可能な観光地域づくりを達成するため、1.地域活性化の好循環モデル、2.生成AI活用モデル及び3.オープンデータ推進モデルを構築するべく、実証事業に取り組みます。

観光DX推進による地域活性化モデル実証事業
※公募は終了しております。

採択事業マップ

訪日外国人を含む旅行者の地方誘客を促進していくため、DMOにおけるデータの収集、分析等を行い、観光地経営戦略の策定に寄与する基礎的で汎用性の高いデータ活用モデル事業に取り組みます。

観光地域づくり法人(DMO)の経営戦略策定に向けた データ活用モデル実証事業
※公募は終了しております。
 

令和6年度

 令和6年度は、旅行者の体験価値を抜本的に向上させる先進的な観光地の創出、マーケティング強化による稼げる観光地の創出等を通じて、全国の観光地・観光産業の観光DXに取り組みます。

モデル実証事業

令和6年度「観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業」の採択案件の一覧

 令和6年度は、DXの推進を通じて、観光地として、[1]旅行者の利便性向上・周遊促進、[2]観光産業の生産性向上、[3]観光地経営の高度化、[4]観光デジタル人材の育成・活用に一体的に取り組み、旅行者の体験価値を抜本的に向上させ、稼げる地域の実現につながる先進モデルを構築するべく、実証事業に取り組みます。

(1)観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業
※公募は終了しております。

令和6年度「全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業」の採択案件の一覧

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1 (一社)小樽観光協会 6 (公社)神奈川県観光協会 11 (一社)南丹市美山観光まちづくり協会
2 (一社)福島市観光コンベンション協会 7 (公社)白馬村観光局 12 (一社)鳥取中部観光推進機構
3 (一社)湯沢町観光まちづくり機構 8 (一社)石川県観光連盟 13 (一社)海峡都市関門DMO
4 (一社)天王洲・キャナルサイド活性化協会 9 (一社)加賀市観光交流機構 14 (一社)由布市まちづくり観光局
5 (公財)横浜市観光協会 10 (一社)明和観光商社 15 (一社)長崎県観光連盟
 
 令和6年度は、観光地域づくり法人(DMO)が主体となって、地域の特性や課題に応じた既存のデジタルツールを導入することにより、地域の魅力ある情報の発信、販路の拡大、チケットのデジタル化、One to Oneマーケティング等の基礎的で汎用性の高いマーケティング強化に取り組みます。

(2)全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業
※公募は終了しております。

調査事業

令和6年度「観光DXにおける生成AIの適切かつ効果的な活用に関する調査事業」の地域一覧

 生成AIは利用者との対話等を通じた情報の要約や課題に対する示唆の提示等に長けていることから、旅行者の利便性向上や観光産業の生産性向上等をはじめとした観光DXの推進に貢献する可能性を有しています。一方で、生成AIは学習させる情報の取り扱いや偽・誤情報がインターネット上に流通・拡散される等のリスクを有する側面もあり、対策が必要となります。このような状況を鑑みて、観光地・観光産業において、生成AIの適切かつ効果的な活用に関して調査を実施します。

 

過年度

観光政策・制度

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電話:03-5253-8111