企業向け

日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフト株式会社

  • 創業:1986年
  • 従業員数:2,485名(2020年7月現在)
  • 本社所在地:東京都港区
  • 事業内容:ソフトウェアおよびクラウドサービス、デバイスの営業・マーケティング
  • ルールはいつでもどこでも誰とでもコラボレーション

ワーケーション導入について

“日常”と“特別”という関係性やルールを全てクリアにし、いつでもどこでも活躍できる制度設計の中で仕事ができるように

  •  ワーケーションという制度はなく、もっというと在宅勤務制度もありません。そもそも制度設計自体いろんなチョイスができるようになっています。マイクロソフトにはもはや日常と特別という関係性がないのだと理解いただくほうがわかりやすいと思います。昔は品川本社に行くことを前提に、家で働くことを特別なものとして切り出すように制度設計していましたが、いろんなことを経て今は日常と特別をひとつのルールに収め、いつでもどこでも活躍できるという制度設計の中で仕事ができるようにしました。

利用促進、制度の浸透について

経営者と従業員と人事管理がトリプルWinの関係性で、“いつでもどこでも誰とでもコラボレーション”が広がっていった

  •  当社では色々な場所で働く、色々な人とコラボレーションするということを求め、いつでもどこでも誰とでもという制度設計の中で仕事ができます。これだけ浸透し継続しているのは経営者と従業員と人事管理、この3つがトリプルWinの関係だから。社内にはそもそも働き方改革をやっている意識はなく、競争が激しく生き残りづらい業界でどうすれば生き残れるかという経営者が普通に考える経営課題があり、それを最終的にコラボレーション的なマネジメントにするという選択をしました。一人ひとりのプロフェッショナリズムを磨くよりも、むしろ3人寄れば文殊の知恵のように組織マネジメントを行い、どうやって効率的に効果的に継続的にスピーディにやろうかと考えていたら、出口戦略として“いつでもどこでも誰とでもコラボレーション”が実態としても制度としても広がっていったという感じです。その結果企業競争力が高まり、厳しい業界で生き残っています。

今後の取り組み予定について

様々な選択肢と多様性の中で、効率性や効果や働きやすさを優先しながら、様々な選択をしていきたい

  •  当社はテレワークの推進企業として何度も取材を受けていますが、実態はだいぶかけ離れています。テレワークというのは在宅、モバイル、サテライトといい、これは現場に行かない、会社に来ないというソリューションですが、私達は必要があれば現場にも会社にも行くべきと考えます。ただし、それ一辺倒というわけではなく、選択肢と多様性の中で効率性や効果や働きやすさを優先しながら、色々な選択をすることを重視しています。一方、管理者・マネジメント側からみると、従業員のコラボレーションをベースにするので組織マネジメント自体は非常に難しいです。まだまだ様々な課題はありますが、これからもチャレンジし続けます。

インタビューにお答えいただいたのは:テクノロジーセンター 小柳津 篤さん

いつも日本の企業にいっているんですが、皆さんこれだけ便利な機器を持っていて、日本中ホットスポットでネットワークが繋がっていて、既に意見交換も情報共有も自分の持っているものでやっているんですよ、と。実態は進んでいる。実態があるのに制度やポリシーを決めようとしないこと自体、大いなる組織マネジメントのサボタージュだと思っています。あらゆるものに対して、選択的で多様な考えとか、考え方の創発みたいなところにもっとポテンシャルを感じ、多様な考え方やプライオリティを組織として取り込めないと、新しい時代とか変化に対応する組織の能力って維持できないし伸ばせない。変化する時代に生き残れないと思います。

ワーケーション&ブレジャーの導入・推進企業のご紹介

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