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メキシコ合衆国(United Mexican States)
196万km2(日本の約5倍)
約1億2,601万人(2020年国立統計地理情報院(INEGI))
メキシコシティ
メスティーソ(スペイン系等の欧州系と先住民の混血)が 60%、先住民が 30%、スペイン系等の欧州系が 9%、その他が 1%程度
スペイン語
カトリック(国民の約7割)(2020年 INEGI)
外務省「各国・地域情勢 メキシコ 基礎データ」(令和5年6月7日)
〔民族〕
国際協力銀行「メキシコの投資環境 概観」(2021年10月)
立憲民主制による連邦共和国
アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領
(2018年12月1日就任。任期6年、絶対再選不可)
二院制(上院128(任期6年)、下院500議席(任期3年))
外務省「各国・地域情勢 メキシコ 基礎データ」(令和5年6月7日)
製造業、不動産、小売業
1,091(2020年)、1,273(2021年)、1,414(2022年)
単位:10億ドル
8,534(2020年)、9,869(2021年)、10,868(2022年)
-0.8(2020年)、4.7(2021年)、2.1(2022年)
3.15(2020年)、7.36(2021年)、7.82(2022年)
4,170(2020年)、4,942(2021年)、5,782(2022年)
3,830(2020年)、5,057(2021年)、6,046(2022年)
単位:億ドル
機械類・輸送用機械(61.6%)
機械類・輸送用機械(46.5%)、素材製造品(皮革、紙、鉄鋼等)(13.2%)、化学製品(10.5%)、鉱物性燃料等(10.0%)
(2018年)(UNCTAD Stat より作成)
輸入全体の約44%、輸出全体の約82%を米国が占める
(2022年墨中銀)
5,814(2020年)、6,348(2021年)、8,427(2022年)
8,948(2020年)、11,895(2021年)、14,412(2022年)
単位:億円
電気機器、科学光学機器、豚肉、一般機器、塩、果実、自動車、非鉄金属鉱等
自動車部品、自動車、鉄鋼のフラットロール製品、音響・映像機器の部分品、金属加工機器等
1.5(2019年)、1.2(2020年)、1.5(2021年)
単位:億ドル
ペソ
1ドル=約18.36ペソ(2023年2月末 墨中銀)
10,143名(2022年10月現在)
1,272社(2021年10月現在)
〔主要産業、主要貿易品目〕
JBIC「メキシコの投資環境」(2021年10月)
〔その他〕
外務省「各国・地域情勢 メキシコ 基礎データ」(令和5年6月7日)
4.44(2020年)、14(2021年)、3.27(2022年)
優秀な人材も多い一方で、ワーカーの遅刻や無断欠勤が多く、残業や休日出勤にも柔軟に対応できない等、従業員の扱いに苦労することもある。
メキシコの連邦労働法では、1 日当たりの最大労働時間を日勤(diurna:6 時から 20 時)の場合 8 時間、夜勤(nocturna:20 時から翌 6 時)の場合 7 時間、日勤から夜勤にわたる場合 7.5 時間(混合/Mixta、ただし、20時以降の勤務時間は 3.5 時間未満に限られる)と規定している。
週の最大勤務時間は、それぞれ 48 時間、42 時間、45 時間となる。
10.69/日(官報)(2022年12月23日)
〔失業率〕
外務省「各国・地域情勢 メキシコ 基礎データ」(令和5年6月7日)
〔労働力の質〕
国際協力銀行(JBIC)「メキシコの投資環境/2021年10月」
〔労働時間〕
日本貿易振興機構(JETRO)「メキシコにおける労働時間の考え方」(2022年12月)
〔賃金、法定最低賃金〕
日本貿易振興機構(JETRO)「投資コスト比較 メキシコシティ(メキシコ)」
北部は乾燥していて、夏と冬の気温差は激しい一方で、南部は1年中高温多湿。首都メキシコシティの気候は年間を通じて温暖で、最も寒冷な12月と1月で東京の秋程度、一番暖かい4月から7月で東京の初夏程度。1年を乾期(11月~4月)と雨期(5月~10月)に大別出来る。
【本情報については日々更新される可能性が高いため、常に最新情報を外務省HP等でご参照ください】
各地で殺人、強盗、窃盗、誘拐及び強姦等各犯罪が多発しており、強盗や窃盗は日本人も度々被害に遭っています。2015年以降、各種犯罪は増加傾向にあり、2023年の総犯罪件数は約217万件で、過去最高値だった2022年を超えました。増加傾向にある犯罪は、恐喝、性犯罪、脅迫等であり、殺人件数は、2021年は29,736件、2022年は27,220件、2023年は26,098件と若干の減少傾向にはありますが、日本の約28倍の数値を記録しています。
犯罪組織同士、または犯罪組織対治安当局の銃撃戦も頻繁に発生しており、一般市民が多く集まるリゾート地やショッピングモールでも発砲事件が発生するなど、治安上の脅威は非常に深刻です。
医療レベルは一定の水準にあり、都市部の私立病院の中には、日本やアメリカと比較しても遜色ない設備の整った病院もあります。ただし、公立病院においては、患者が集中し、加えて予算不足による機材や設備の老朽化、医薬品の不足が問題となっており、満足な治療が受けられない場合があります。このため、生活に余裕があるメキシコ人や、ほとんどの日本人は私立病院を受診します。メキシコシティや他のいくつかの都市には日本人または日系人の医師がいて、日本語で診療を受けることが可能な場合もありますが、通常の病院では医師以外は英語の通じない病院スタッフがほとんどです。私立病院での医療費支払いはクレジットカードが利用可能ですが、医療費は概して高額です。例を挙げると診察が1万円(検査・薬代は別会計)、血糖検査1,500円、腹部超音波検査2万5千円、胸部X線検査4千円、MRI検査9万円、上部消化管内視鏡検査(麻酔科医への報酬を含む)10万円などです。
また、入院した場合の室料は一泊1万円から8万円程度、集中治療室は室料だけで一泊15万円程度です。注意点として、救急外来受診時には、受診前にデポジットを支払う必要があり(5万円程度)、入院が必要になると約25万円の前払いを要求される可能性があります。支払いできない場合は診察を拒否されることがあります。従って、十分な額を補償する海外旅行傷害保険に加入しておくことをおすすめします。処方箋が出された場合、市中の薬局で処方箋を示して購入することになります(院内処方の病院もあります)。薬局によっては医師が常駐し、日本円で400円程度で診察と処方箋の発行を行います。
教会を見学する際は、信仰の場であることに配慮し、脱帽し、声を立てず、目立たないようにする。
〔気候、医療〕
外務省「在外公館医務官情報 メキシコ」(令和2年10月)
〔治安、宗教・慣習等の留意点〕
外務省「海外安全ホームページメキシコ 安全対策基礎データ」(2024年2月6日)
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