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ウガンダ

基礎情報

基本事項

国・地域名

ウガンダ共和国(Republic of Uganda)

面積

24.1万平方キロメートル

人口

4,427万人(2019年、世銀)

首都

カンパラ(Kampala)

民族

バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族等

言語

英語、スワヒリ語、ルガンダ語

宗教

キリスト教(6割)、伝統宗教(3割)、イスラム教(1割)

出典

外務省「各国・地域情勢 ウガンダ 基礎データ」(2021年年7月7日)

政治体制

政体

共和制

元首

ヨウェリ・カグタ・ムセベニ大統領(任期2026年まで)

議会

一院制

出典

外務省「各国・地域情勢 ウガンダ 基礎データ」(2021年年7月7日)

経済

主要産業

農林水産業、製造・建設業、サービス業等

名目GDP(10億米ドル)

34.22(2018年)、38(2019年)、38.14(2020年)

一人当り名目GDP(米ドル)

881.50(2018年)、954.25(2019年)、925.26(2020年)

実質GDP成長率(%)

5.61(2018年)、7.71(2019年)、△0.84(2020年)

消費者物価上昇率(%)

2.62(2018年)、2.34(2019年)、2.76(2020年)

貿易額(100万米ドル)

〔輸出〕

5,908(2015年)、5,695(2016年)、 5,696(2017年)

〔輸入〕

16,096(2015年)、14,101(2016年)、16,652(2017年)

(通関ベース)

主要貿易品目

〔輸出〕

石炭、アルミニウム、天然ガス、重砂、たばこ、貴金属等

〔輸入〕

軽油・石油、アルミナ鋼、建築資材、自動車・自動車製品等

貿易相手国

〔輸出〕

アラブ首長国連邦、ケニア、南スーダン、コンゴ(民)、タンザニア

〔輸入〕

中国、インド、ケニア、タンザニア、アラブ首長国連邦 

(2020年、ウガンダ統計局)

主要対日貿易品目

〔日本の主要輸出品目〕

輸送機器(67.0%)
鉄鋼(19.6%)
一般機械(3.3%)

〔日本の主要輸入品目〕

スパイス・コーヒー・茶(25.0%)
樹木・植物(24.4%)
インスタントティー等(18.9%)

(2017年、財務省「貿易統計」)

日本からの直接投資(億円)

2013 10億円
2014年 △2億円
2015年 8億円
2016年 3億円
2017年 105億円

備考:国際収支ベース、ネット、フロー。
出所:日本銀行「国際収支統計(業種別・地域別直接投資)」

通貨

ウガンダ・シリング(Uganda Shilling)

為替レート

1米ドル=約3,520ウガンダ・シリング(2021年6月)

在留邦人

235人(2020年10月現在)

日系企業数

企業数:24社 備考:2020年10月現在

出典

主要産業、主要貿易品目、貿易相手国、通貨、為替レート、主要対日貿易品目、日本からの直接投資、在留邦人、日系企業数

外務省「各国・地域情勢 ウガンダ 基礎データ」(2018年4月11日)


名目GDP、一人当り名目GDP、実質GDP成長率、消費者物価上昇率、貿易額

IMF「World Economic Outlook Database」(2018年8月20日)

労働力関係

失業率(%)

1.92(2018年)、1.93 (2019年)、2.77(2020年)

労働時間

雇用法は、労働者の所定労働時間の上限を週48時間と規定しているが、雇用者と労働者の合意により週48時間を超過することができる。ただし、労働時間が1日10時間または週 56時間を超えないことが条件となっている。所定労働時間の上限が1日8時間以上の職場では、労働者には1日あたり30分の休憩が必要となる。

賃金

ウガンダの最低賃金が最後に更新されたのは1984年であり、6,000ウガンダ・シリング(約2米ドル)とされた。2015年の最低賃金法案(Minimum Wages Bill, 2015)は、さまざまな産業分野に応じて最低賃金を決定することを規定しようとするものであり、議会で可決されたが、のちに大統領によって廃案とされた。

法定最低賃金

現在は、ウガンダには最低賃金は存在しない。しかし、雇用者は、労働者の行った仕事に見合った公正な賃金を労働者に支払うことが望ましい。

出典

失業率

ILO


労働時間、賃金、法定最低賃金(米ドル)

日本貿易振興機構(JETRO)「ウガンダ事業設立ハンドブック」2021年3月

生活環境

気候

ウガンダはほぼ赤道直下に位置しているが、平均海抜1200メートルの高地にあり、夏の避暑地のような気候が一年を通じて続く。雨季と乾季はあるが、雨季の雨も一日に数時間降る程度である。首都カンパラの平均気温は21~23℃で年較差は少なく、湿度は50~90%である。

治安、危険度、医療

〔治安〕

ウガンダでは、スリ、ひったくり等の軽犯罪や、銀行や両替所から出てきたところや、日中に人通りの少ない道路を歩行していたところを突然強盗に襲われて金品を奪われ怪我を負う事件が発生しており、注意が必要である。犯罪の被害に遭わないよう、多額の現金の持ち歩き、高級装飾品(腕時計など)の着用は避けるとともに、人通りの少ない裏通りや暗い場所などの通行を避けなけらばならない。また、夜間は徒歩での外出を控え、車での移動が推奨される。ただし、日中でもボダボダ(バイクタクシー)やマタツ(乗合タクシー)での移動は事故や強盗被害に遭う可能性が高く、大変危険なので利用を避けなければならない。また、モバイルマネーを誤送金したとして返金を求めたり、隣人を装って詐欺を働くなど様々な手口の詐欺が発生しているので注意が必要である。

〔危険度〕

モロト県、アムダティ県、コンゴ民主共和国との国境付近、南スーダンとの国境付近及びカボング県のケニアとの国境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

ブンディブジョ県、ントロコ県、カボング県、首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。

〔医療〕

医療環境は不良である。カンパラ市内には近代的な検査機器を備えた私立総合病院がいくつかあるが、慢性的な医師不足に加え、医師の診断能力も必ずしも高くなく、正しい診断と治療が行われないことも多々ある。看護師など医療従事者に衛生観念が欠如している上、輸血用血液の安全性も確保されておらず、安心して医療を受けられる状況ではない。

宗教・慣習等の留意点

ウガンダでは、その一部で罪を犯した者に対して集団で制裁を加える慣習があるとされ、相手を撲殺した事例もあることから、そのような場面に遭遇した際には絶対に近寄ってはならない。

出典

気候、医療

外務省「在外公館医務官情報 ウガンダ」(2020年10月)


治安、宗教・慣習等の留意点、危険度

外務省「海外安全ホームページ 安全対策基礎データ ウガンダ」 (2021年11月29日)

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