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モザンビーク

基礎情報

基本事項

国・地域名

モザンビーク共和国(Republic of Mozambique)

面積

79.9万平方キロメートル

人口

約3,083万人(2021年:モザンビーク統計庁)

首都

マプト(Maputo)

民族

マクア・ロムウェ族など43部族

言語

ポルトガル語

宗教

キリスト教(約40%)、イスラム教(約20%)、伝統宗教

出典

日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る アフリカ モザンビーク 概況・基本統計」(2021年08月13日)

政治体制

政体

共和制

元首

フィリッペ・ジャシント・ニュシ(2020年1月15日再任)

議会

一院制

出典

外務省「各国・地域情勢 モザンビーク 基礎データ」(2021年1月8日)

経済

主要産業

(農)とうもろこし、砂糖、カシューナッツ、綿花、たばこ、砂糖、木材

(漁)エビ

(鉱)アルミニウム、石炭、天然ガス

名目GDP(10億米ドル)

14.7(2018年)、15.2(2019年)、14.4(2020年)

一人当り名目GDP(米ドル)

485(2018年)、488(2019年)、450(2020年)

実質GDP成長率(%)

3.44(2018年)、2.28(2019年)、△0.50(2020年)

消費者物価上昇率(%)

3.91(2018年)、2.78(2019年)、NA(2020年)

貿易額(100万米ドル)

〔輸出〕

5,215(2018年)、4,680(2019年)、 3,812(2020年)

〔輸入〕

6,794(2018年)、8,801(2019年)、7,137(2020年)

(通関ベース)

主要貿易品目

〔輸出〕

石炭、アルミニウム、天然ガス、重砂、たばこ、貴金属等

〔輸入〕

軽油・石油、アルミナ鋼、建築資材、自動車・自動車製品等

貿易相手国

〔輸出〕

南アフリカ(18.8%)、インド(17%)、中国(6.8%)

〔輸入〕

南アフリカ(28.4%)、中国(11.5%)、アラブ首長国連邦(8.1%)

(2019年)

対日貿易(100万米ドル)

〔輸出〕

41(2018年)、51(2019年)、12(2020年)

〔輸入〕

196(2018年)、304(2019年)、226(2020年)

主要対日貿易品目

〔日本の主要輸出品目〕

自動車(33.9%)
鉱物性燃料(34.8%)

〔日本の主要輸入品目〕

石炭(32.0%)
非金属鉱物製品(9.4%)
非鉄金属鉱(5.6%)
魚介類(5.5%)

(財務省「貿易統計」)

日本からの直接投資(億円)

2016年 3億円
2017年 114億円
2018年 9億円
2019年 12億円
2020年 12億円

備考:国際収支ベース、ネット、フロー
出所:日本銀行「国際収支統計(業種別・地域別直接投資)」

通貨

メティカル(複数形はメティカイス)(metical)

為替レート

1米ドル=約74メティカイス(2021年1月)

在留邦人

124人(2020年10月)

日系企業数

29社(2020年10月現在、外務省)

出典

主要産業、主要貿易品目、貿易相手国、通貨、為替レート

外務省「各国・地域情勢 モザンビーク 基礎データ」(2021年1月8日)


名目GDP、一人当り名目GDP、実質GDP成長率、消費者物価上昇率、貿易額、対日貿易

日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る モザンビーク 基礎的経済指標」(2021年8月13日)


主要対日貿易品目、日本からの直接投資、在留邦人、日系企業

日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る モザンビーク 概況 日本との関係」(2021年8月13日)

労働力関係

失業率(%)

3.24(2018年)、3.24(2019年)、3.24(2020年)

賃金(米ドル)

マプト
  • ワーカー(一般工職):153(月額)
  • エンジニア(中堅技術者):1,153(月額)
  • 中間管理職(課長クラス):1,322(月額)
  • スタッフ(一工職):169(月額)
  • ※ドル表記
    調査実施時期:2021年11~12月

法定最低賃金

76-210/月(調査実施日:(2021年11~12月)

出典

失業率

CEIC「モザンビーク 失業率


賃金、法律最低賃金

日本貿易振興機構(JETRO)「投資コスト比較 マプト(モザンビーク)

生活環境

気候

南北に長く、北部が熱帯気候、南端に位置する首都マプトは亜熱帯気候に属している。雨季(10~3月頃)と乾季(4~9月頃)に分かれ、雨季には高温多湿の日が続く。一方、乾季は比較的涼しく、朝夕は肌寒い日もあるので、上着の携行が推奨される。

治安、危険度、医療

〔治安〕

貧富の格差や経済情勢の悪化を背景に、一般犯罪が増加傾向にあり注意が必要である。特に都市部において、強盗、誘拐、性犯罪、住居侵入(空き巣含む)、車上狙い、スリ、置き引き、ひったくり、麻薬売買等が発生してる。犯行には、銃器やナイフ等の凶器が使用されることが多く、凶悪化が進んでいる。地方都市においても治安状況は悪化傾向にあり、日本人を含む外国人の被害が増加しているので十分注意が必要である。

〔危険度〕

●カーボデルガード州(パルマ郡、ナンガーデ郡、モシンボアダプライア郡、ムイドゥンベ郡、マコミア郡、メルコ郡、キサンガ郡、イボ郡、ムエダ郡、モンテプエス郡、アンクアベ郡及びメトゥージェ郡)
レベル3:渡航は止めてください。(継続)

●カーボデルガード州(上記以外の地域)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●ソファラ州(マリングエ郡、シェリンゴマ郡、ムアンザ郡、ドンド郡、ゴロンゴーザ郡、ニャマタンダ郡、ブジ郡、シババーヴァ郡及びマシャンガ郡)並びにマニカ州(マコッサ郡、マニカ郡、シモイオ市、ゴンドラ郡、マカテ郡、ススンデンガ郡、ヴァンドゥズィ郡、モスリーゼ郡及びマシャゼ郡)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)

●ソファラ州及びマニカ州(上記以外の地域)
レベル1:十分注意してください。(継続)

●ニアッサ州及びマプト州
レベル1:十分注意してください。(継続)

〔医療〕

医療水準は非常に低く、邦人が安心して利用できる医療施設はない。但し、マプト市内には富裕層や在留外国人などを主な顧客としている病院がいくつか存在し、簡単な治療や検査のみならば利用可能である。

しかし長期間の入院や手術が必要な場合には十分対応できないので、南アフリカ等、他の医療先進国で治療を受けることが推奨される。特に地方都市では病院設備・診療体制ともに不十分なので、速やかに南アフリカなどへの搬送を検討する必要がある。緊急医療搬送には多額の費用がかかるためモザンビーク滞在中は海外旅行傷害保険等(なるべく高額の保障を伴うもの)に加入して病気や怪我に備える必要がある。

宗教・慣習等の留意点

モザンビークの公用語はポルトガル語である。政府機関や主要ホテル、レストランでは英語も通じるが、日常生活においてはポルトガル語が必須である。また、首都マプトを含む南部地域ではシャンガーナ語などの部族語も多く話されている。

モザンビークには、マクアロムエ族、シャンガーナ族等、43の部族が存在している。宗教については、カトリック教徒が一番多く、次がイスラム教徒である。

出典

気候、医療

外務省「世界の医療事情 モザンビーク」(2020年10月)


危険度

外務省「海外安全ホームページ 危険・スポット・広域情報 モザンビーク」 (2021年2月9日)

宗教・慣習等の留意点


外務省「海外安全ホームページ 安全対策基礎データ モザンビーク」 (2020年8月14日)

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