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都市局 街路交通施設課

今 佐和子
平成25年(2013年)入省

私のキャリア

大学卒業後は民間IT企業に就職するも、学生時代から興味のあったまちづくりの仕事がしたくて社会人4年目に国土交通省に入省。入省1年目はデベロッパーと連携した大都市の国際競争力の促進、2年目には北陸地方整備局で新潟県での道路整備や道路事業を通じたまちづくりを担当。入社5年目の2017年7月に育児休暇を取得。2018年10月に復帰し、都市局街路交通施設課で街路空間の再構築や利活用に携わっている。

入庁も、育休からの早期復帰も、
やりたいことに真っ直ぐな結果。

長男の出産を機に、1年3ヶ月の育児休暇を取得しました。予定ではもう少し長く休むつもりだったのですが、早く仕事がしたくて、前倒しで復帰させてもらいました。そう思った理由のひとつが、夫の夏休み期間に家族で行ったフランス旅行です。以前から街づくりにとても興味があって、パリの公共空間の使い方を実際に見たいと思っていたんです。行ってみると、路上にテーブルや椅子が置かれ、人々がくつろいでいるまちの姿が本当に素敵で感銘を受けました。それで仕事への意欲がより一層高まり復帰。今は時短勤務で1日の勤務時間と週の日数を選択できるので、私は一番長い4時間55分×週5日で働いています。基本は9:30に出勤して、15:30に退社するスタイルで、週に一回はテレワークで在宅勤務をしています。ありがたいことに第一希望の街路交通施設課に配属されたので、道路空間の再構築や利活用、つまり道路の賑わいをつくる仕事を担当。まさにやりたいことができる環境が楽しくて、仕事が育児のリフレッシュになっているほどです。

実は夫も国土交通省の職員で、出会いは大学の同級生だったことです。大学では都市計画を学び、ふたりとも一度民間企業に就職したのですが、私はやっぱりまちづくりの仕事がしたくて国土交通省に転職。私が楽しそうに働く様子を見て、夫も追いかけて転職。昨年から夫が栃木県の小山市役所に出向しているので、家族で小山市に引っ越し、私は本省へ新幹線で通勤しています。産休から復帰するにあたり、小山から近い大宮の地方法務局勤務か本省勤務か、人事担当と相談しながらよく考えたのですが、元々いて慣れている場所の方が復帰しやすいですし、スピード感のある仕事をしている本省の空気を吸いたくて本省での復帰を決めました。朝の電車はほぼ座れるので、新聞を読みながら快適に通勤できています。

プライベートでもまちづくり。
大好きなことに全力の毎日。

育休からの復帰後は、想像していた以上に働きやすいと感じています。フレックス制度があるので、例えば時間を取れる日は少し長く17:30まで働いてその分テレワークの日を2時間だけにしたり、どうしても打ち合わせが必要になったらテレワークをやめて出社するなど、フレキシブルに働けるのがありがたいです。また今の私にやりやすい仕事を任せてくれるなど、チームメンバーの協力にとても感謝しています。例えば海外からのお客様をアテンドするために英語のメールでやり取りをするなど、時短でもやりやすく、かつやりがいのある仕事に携われています。元々すごく好きな分野で勉強していたこともあり、新しい仕事にもストレスなく入っていけました。

普段の育児や家事は夫と分担していて、保育園の送り迎えも夫婦で半分くらい。また、夫婦で地域活動もしていて、まちづくりの勉強会やイベントの企画・実施をしています。例えば小山市役所の横に広くて気持ちいい芝生の広場があるのですが、まちの人にほとんど使われていないので活用を促すような企画をするなど、好きで色々やっています。育休中もまちづくり関連のイベントやシンポジウムを見つけては、子供を連れて見に行っていました。都市計画やまちづくりが大好きなので、純粋に地域のことを考えた取り組みをできる国土交通省の仕事がとても面白いです。しばらくは今のスタイルで生活を続けますが、将来は夫が時短で働いて、私がフル勤務になるなんてこともあるかもしれません。ずっと家族仲良く、仕事もプライベートも楽しんでいきたいです。