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カタール

税制関係

税制関係

主な税制

法人税、関税

法人税

カタール国およびカタール金融センター(QFC)での標準的な法人税率は課税所得純額の10%、石油・ガス事業については35%である。

    カタール国のPE(恒久的施設)を有しない非居住者に対する支払いは、以下のとおり源泉徴収税の対象となる。
  • ロイヤルティ及び技術サービス料:5%
  • 利子、手数料、仲介手数料等:7%
  • ※配当に対する源泉徴収税はない

個人所得税

なし

付加価値税

なし

関税

特別に免除される場合を除いては、関税法第7条に基づき、カタールに輸入される全物品に関税が課される。

カタールの標準関税率は、物品ならびにそれに付随する保険料および輸送費の総額の5%である。商業送り状と原産地証明書に輸出国のカタール大使館の証明が付されていない場合は、これに認証手数料が加算される。

鉄棒・鉄桿、セメント、レコード、楽器、たばこ、アルコールなど特定の商品には割増関税が適用される。

〔課税方式〕

従価税を適用

日本への利子送金課税

なし

日本への配当送金課税

なし

出典

関税

日本貿易振興機構(JETRO)「中東・北アフリカ諸国の貿易・投資法制度ガイドブック カタール」(2013年3月)


その他

日本貿易振興機構(JETRO)「カタール 税務・会計制度ハンドブック」(2014年3月)

Deloitte「Middle East Tax handbook 2018」P.92-101

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