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中華人民共和国(People's Republic of China)
約960万km2(日本の約26倍)
約14億人
北京
漢民族及び55の少数民族
中国語
仏教・イスラム教・キリスト教など
外務省「各国・地域情勢 中国 基礎データ」(2023年9月25日)
人民民主専政
習近平
全国人民代表大会
外務省「各国・地域情勢 中国 基礎データ」(2023年9月25日)
第一次産業(名目GDPの7.3%)、第二次産業(同39.9%)、第三次産業(同52.8%)
(注)労働集約・外需主導型産業がけん引する「世界の工場」として第二次産業を中心に発展してきたが、2012年に第三次産業の比率が第二次産業の比率を逆転。
2015年に第三次産業の比率は50%を超えた。
14,687(2020年)、 17,820(2021年)、 17,963(2022年)
10,409(2020年)、 12,618(2021年)、 12,720(2022年)
2.2(2020年)、 8.4(2021年)、 3.0(2022年)
2.5(2020年)、 0.9(2021年)、 2.0(2022年)
3,363,959 (2021年)、3,593,601 (2022年)、3,380,024 (2023年)
2,687,529 (2021年)、2,715,999 (2022年)、2,556,802 (2023年)
(通関ベース)
機械類・電子機器、紡績用繊維、卑金属 等
機械類・電子機器、鉱物性燃料品、化学工業生産品 等
米国、日本、韓国
台湾、韓国、日本
185,511(2021年)、 188,707(2022年)、 173,887(2023年)
163,569(2021年)、 144,647(2022年)、 126,133(2023年)
(財務省、Global Trade Atlasよりジェトロ作成)
備考:2023年、カッコ内は構成比
出所:中国税関(中国の対日輸入より)
(Global Trade Atlasよりジェトロ作成)
備考:2023年、カッコ内は構成比
(財務省、Global Trade Atlasよりジェトロ作成)
単位:億円
19,626(2021年)、14,193(2022年)、12,608(2023年)
人民元
1ドル=約7.0元(2022年12月末、中国国家外国為替管理局)
10万1,786人(令和5年10月1日現在)(香港・マカオを含む)
(外務省「海外在留邦人数調査統計」)
3万1,060拠点(令和5年10月1日現在)
(外務省「海外進出日系企業拠点数調査_2023年調査結果」)
〔主要産業、名目GDP、一人当りGDP、主要貿易品目、貿易相手国、日本からの直接投資、通貨、為替レート〕
外務省「各国・地域情勢 中国 基礎データ」(2023年9月25日)
〔貿易額〕
日本貿易振興機構(JETRO)「中国の貿易投資年報」
〔実質GDP成長率、消費者物価上昇率、対日貿易〕
日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る 中国 基礎的経済指標」(2024年6月26日)
〔主要対日貿易品目、在留邦人、日系企業数〕
日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る 中国 日本との関係」(2024年6月26日)
5.2(2020年)、 5.1(2021年)、5.5(2022年)
法定労働時間は1日8時間、週40時間とされている。特別な事情により、労働時間の延長がさらに必要な場合には、労働者の身体健康を保障するとの条件で、1 日 3 時間を超えない範囲で延長することができる。ただし、その場合にも 1 か月の時間外労働が 36 時間を超えてはならない。
※ワーカーは正規雇用(実務経験3年程度の作業員)、スタッフは正規雇用(実務経験3年程度の一般職)、 エンジニアは正規雇用(専門学校、大卒以上・実務経験5年程度)
1米ドル=7.1788元(通貨単位)
337/月(2023年9月1日改定)
375/月(2023年7月1日改定)
320/月(2021年11月18日改定)
329/月(2021年11月18日改定)
266/月(2021年11月1日改定)
306/月(2023年10月12日改定)
280/月(2023年10月12日改定)
280/月(2021年9月1日改定)
251/月(2021年9月1日改定)
293/月(2022年4月1日)
274/月(2022年4月1日)
318/月(2021年7月29日)
293/月(2022年4月1日)
279/月(2022年4月1日)
1ドル=7.1788元(通貨単位)
〔失業率〕
日本貿易振興機構(JETRO)「国・地域別に見る 中国 基礎的経済指標」(2024年6月26日)
〔労働力の質、労働時間〕
厚生労働省「2022年 海外情勢報告」
〔賃金、法定最低賃金〕
日本貿易振興機構(JETRO)「 投資関連コスト比較」(2024年11月)
中国は日本のおよそ25倍の国土面積を有し、気候も地域により様々だ。北京市だけでも、日本の四国4県分の面積に相当し、緯度は秋田県や岩手県と同等だ。冬の寒さは厳しく、12月から2月の平均気温は0度を下回り、寒い日の最低気温はマイナス10度以下になる。雪はほとんど降らないが、極度の乾燥のため肌や喉が弱い方にはトラブルを起こしやすい季節ともいえる。その一方、7月から8月にかけては雨が多く、蒸し暑い日が続く。
上海市の緯度は鹿児島県とほぼ同じで、日本と同じように四季の変化がはっきりしている。6月中旬から7月上旬までは梅雨が続き、その後訪れる夏は連日蒸し暑く、最高気温が40℃近くとなる日もある。一方、冬は最低気温が氷点下となる日もあり、季節・気温に合わせた服装が必要となる。
【本情報については日々更新される可能性が高いため、常に最新情報を外務省HP等でご参照ください】
●最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)やその近辺、路上において刃物によって襲われるなどの凶悪事件が発生しており、邦人が犠牲になる事件も発生している。外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意してほしい。
●新疆ウイグル自治区では、過去に多数の死傷者を出す暴動や無差別殺傷事件が発生している。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要である。
●チベット自治区では、過去に僧侶等によるデモが一部暴徒化し、多数の死傷者が出る事案が発生している。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要である。
新疆ウイグル自治区
レベル1:十分注意してください。(継続)
チベット自治区
レベル1:十分注意してください。(継続)
●北京
北京には、外国人専用外来を持つ中国系総合病院や、英語や日本語で先進国と同様の医療が受けられる外資系クリニックがあり、その医療レベルも経済成長と共に進歩しているが、医療費は日本と比べても高額になる。外資系医療機関では、感冒や胃腸炎などでも1,000元(およそ20,000円)以上かかる上、レントゲンや採血、超音波などの検査により医師の収入が増加するシステムのため、医療費は高額になりがちだ。ただし、多くの医療機関は海外旅行傷害保険が使用できるので、万が一に備え十分な保障を備えた保険への加入をお勧めする。一方、地方都市では外資系医療機関は少なく、英語や日本語が通じる医療機関は限られる。
出産については北京市内の外資系病院では十分な医療設備が整っているので安全な出産が可能だ。しかし、当地の慣習や医療スタッフの知識が我が国と大きく違うこともあり、日本人にとって安心できる出産環境とはまだまだ言い難いのが現状である。
●上海
上海市や蘇州市には、日本人医師や日本語を話せる中国人医師が診療している医療施設がいくつかあり、予約・受付から会計まで日本語でやり取りができる施設もある。ただし、これらの施設は救急外来や入院設備がなく、入院を要する病状の場合には中国の公立病院へ紹介することがほとんどだ。診療には基本的に予約が必要であり、救急外来があっても直前に電話などで連絡することを勧める。専門外来以外は当日予約をとれることがほとんどだが、歯科などで2週間程度予約待ちになることがある。
中国の公立病院は、規模や役割によって1級~3級に分類されている。各居住地域に設置されている社区衛生服務中心は1級医院で、日常の診療のほか地域住民の健診や予防接種などを行う診療所だ。2級医院は市内各区を対象に総合的に診療を行う中規模病院で、3級医院は市全体を対象として高度な診療を行う大規模病院だ。どの病院にも、西洋医学による治療を行う西医のほかに中国の伝統的医学による治療を行う中医がいて、生薬や針灸による治療も行っている。2級や3級医院には、外国人や中国人富裕層を対象とした特別部門が設置されている場合があり、予約制で熟練医の診療が快適に受けられるが、医療費はより高額に設定されている。英語を話せる職員が配置されていることがあるが、日本語が話せる職員がいるとは限らない。
緊急時に利用する救急車(電話番号:120番)は有料で、搬送距離や車内での処置内容によって料金が変わる。最寄りの病院の救急外来に搬送されるが、状態が許せば搬送先を指定することもできる。交通事情や救急車の優先通行が浸透していないことなどのため、救急車の到着までに時間がかかることもある。
医療機関を受診する場合は、加入している海外旅行傷害保険や海外駐在員保険などの窓口に連絡することを勧める。契約内容にもよるが、病状に応じて日本人の受診に適した医療機関の紹介、救急車の手配、受診・入院の手配、医療通訳の手配、日本への移送の手配などのサービスが受けられる。受診や入院の際には、医療費の前払いや保証金の支払いを求められることがあるが、病状によっては医療費が思いのほか高額となることがある。緊急時に手持ちの資金が不足して診療が受けられないことがないように、十分な医療補償のある保険に加入しておくことを強く勧める。キャッシュレス診療に対応している医療機関を利用すると、医療費の支払いを保険会社に任せることができるので、受診がより簡便になる。公立病院の一般窓口を外国人が受診することも可能だが、中国の医療習慣に熟知している必要があること、現地の医療保険がないことなどから、特別の環境にいなければ困難である。
浙江省、江蘇省、安徽省、江西省の医療機関では、上海市の3級医院の医療水準に及ばなかったり、外国人の受診に不慣れだったりすることがある。入院や手術などが必要となる場合は、救急疾患を除き上海市の医療機関を受診することや日本への帰国も考慮してほしい。
中国には漢族のほかに55の少数民族が暮らしており、総人口の約8%を占めている。都市部においても教義にのっとり飲酒をしない者(回族など)がいて、チベット自治区や新疆ウイグル自治区においては、独自の信仰を有する少数民族が多数居住している。それぞれの民族の風俗、習慣への配慮が必要だ。
〔気候、医療〕
〔治安、慣習等の留意点〕
外務省「海外安全ホームページ 中国 安全対策基礎データ」(2024年12月9日)
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