台湾

基礎情報

基本事項

国・地域名

台湾(Taiwan)

面積

3万6千km2(九州よりやや小さい)

人口

約2,342万人(2024年1月)

主要都市

台北、台中、高雄

民族

漢民族、16の原住民系民族

言語

中国語、台湾語、客家語等

宗教

仏教、道教、キリスト教

出典

外務省「各国・地域情勢 台湾 基礎データ」(2024年7月9日)

外務省「日本と台湾との協力年表

政治体制

政体

三民主義(民族独立、民権伸長、民生安定)に基づく民主共和制。

五権分立(行政、立法、監察、司法、考試)

元首

頼清徳(副総統:蕭美琴)

議会

立法院長:韓國瑜

出典

外務省「各国・地域情勢 台湾 基礎データ」(2024年7月9日)

経済

主要産業

電子部品、化学品、鉄鋼金属、機械

名目GDP(億米ドル)

7,770(2021年)、7,655(2022年)、7,760(2023年)

一人当り名目GDP(米ドル)

33,111(2021年)、32,827(2022年)、32,442(2023年)

実質経済成長率(%)

6.6%(2021年)、2.6%(2022年)、1.3%(2023年)

消費者物価上昇率(%)

2.0%(2021年)、3.0%(2022年)、2.5%(2023年)

貿易額(億米ドル)

〔輸出〕

4,463(2021年)、4,794(2022年)、4,324(2023年)

※通関ベース(FOB)

〔輸入〕

3,819(2021年)、4,280(2022年)、3,514(2023年)

※通関ベース(CIF)

主要貿易品目

〔輸出〕

電子部品、情報通信機器、金属製品、機械、プラスチック・ゴム

〔輸入〕

電子部品、鉱物資源、機械、化学品、情報通信機器

対日貿易(億円)

〔輸出〕

29,206(2021年)、33,609(2022年)、31,436(2023年)

〔輸入〕

56,117(2021年)、54,626(2022年)、44,330(2023年)

(通関ベース)

主要対日貿易品目

〔日本の主要輸出品目〕

機械および電気機器、卑金属および同製品、プラスチック・ゴムおよび同製品、化学工業品

〔日本の主要輸入品目〕

機械および電気機器、化学工業品、卑金属および同製品

日本からの直接投資(億円)

3,322(2021年)、4,100(2022年)、2,705(2023年)

通貨

新台湾ドル

為替レート

31.2(2023年)

(1米ドルにつき、台湾元、期中平均)

在留邦人

21,102人(2023年10月現在、外務省「海外在留邦人数調査統計」)

日系企業数

1,496拠点(令和5年10月1日現在)

(外務省「海外進出日系企業拠点数調査_2023年調査結果」)

出典

〔名目GDP、一人あたりのGDP〕

行政院主計総処


〔貿易額〕

日本貿易振興機構(JETRO)「台湾の貿易投資年報


〔対日貿易〕

日本貿易振興機構(JETRO)「概況・基本統計」(2024年6月24日)

外務省「各国・地域情勢 台湾 基礎データ」(2024年7月9日)

労働力関係

失業率(%)

4.0(2021年)、3.7(2022年)、3.5(2023年)

労働時間

1日の正常勤務時間は8時間、1週間合計で40時間を超えてはならない〔労働基準法第30条第1項〕。

賃金(米ドル)

  • ワーカー
  • 基本給:1,212
    年間負担総額:22,177
  • スタッフ
  • 基本給:1,490
    年間負担総額:25,760
  • エンジニア
  • 基本給:1,586
    年間負担総額:28,566

※ワーカーは一般工職の正規雇用作業員で実務経験3年程度、スタッフは非製造業の正規雇用一般職で実務経験3年程度、 エンジニアは正規雇用の中堅技術者で、専門学校/大卒以上・実務経験5年程度、1米ドル=31.8239台湾元(通貨単位)

法定最低賃金 (米ドル)

828/月(5.52/時)(2023年1月1日施行)

出典

〔失業率〕

日本貿易振興機構(JETRO)「概況・基本統計」(2024年6月24日)


〔労働時間〕

日本貿易振興機構(JETRO)「外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用」(2024年2月1日)


〔賃金、法定最低賃金〕

日本貿易振興機構(JETRO)「投資コスト比較」(2024年11月)

生活環境

気候

北回帰線をほぼ挟んで北部は亜熱帯に属し、南部は熱帯に属する。山岳部は全般的に温暖な気候であり、平地部は比較的高温多湿となる。

治安、医療

【本情報については日々更新される可能性が高いため、常に最新情報を外務省HP等でご参照ください】

〔治安〕

台湾の一般治安情勢は比較的安定しているが、警察当局発表の統計(2021年)によると、刑法犯認知件数は22万4,387件であり、人口10万人当たりの刑法犯認知件数は日本の約2.1倍となっている。日本の安全に慣れ親しんだ日本人が予想もしない事件・事故に巻き込まれるケースも見受けられるため注意が必要である。なお、一部の団体等が、日本台湾交流協会台北事務所周辺において、我が国との歴史等に関連し、散発的に抗議活動を行っているが、一般市民全般の対日感情は良好であると言える。

〔医療〕

設備、技術ともに全般的に医療水準は高く、急病や交通事故による負傷の場合の救急医療施設も整っているほか、台北市、台中市、高雄市等においては日本語が通じる医師もいる。

慣習等の留意点

一般的には親日的と言われるが、過去の歴史認識や尖閣諸島等に関して様々な考えがあり、公の場での発言には注意する。

出典

〔気候、治安、医療、宗教・慣習等の留意点〕

外務省「海外安全ホームページ 台湾 安全対策基礎データ

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